はじめての恋バナ ページ47
「私も今、男の人の気持ちがわからなくて
困ってるんだよね…」
美里「なになに？
Aちゃん好きな人出来たの？」
「違うの。そうじゃなくて。
…その人に、私のこと好きかもって言われて。
どんなタイミングで
そういう風に見られ出したのかわからないし、
そんな自信のない告白されて
私もどうしたらいいか…」
美里「もしかしたら…
自分のことを意識してもらいたくて
言ったんじゃないの？」
「え？」
美里「Aちゃんはその人のこと、
ちゃんと男性として見てる？
全然意識されていないのが伝わってたから
そういう目で見てもらいたくて
言ったのかもよ？」
そういうこともあるのか、
「私、恋愛に関して疎すぎるから
わからないんだけど、この人、好きかも。
って思うのはどういう時なのかな」
美里「その人のこと、
もっと知りたいって思う時かな。
今何してるんだろうとか、
好きな人いるのかな、とか
寝顔とか素の姿見た時とか。
あと、その人が別の人のものに
なるかもしれないって思った時もかな？」
私と柏木さんにそんな空気感あったかな…
やっぱりわからない。
「そういうものなんだ…。
私、ほんと知らなすぎだな。
それに、こういう恋バナ的なこと
初めてした」
美里「え？そうなの！？」
「どうせ好きな人とは結婚出来ないし、
私のこと好きになる人なんていないって
卑屈になってたのもあるかも。
そういう話しをする相手もいなかったし」
美里「お金持ちのお嬢様
だからこその悩みかもね」
「ごめんね、話し遮って」
美里「やっぱり相手の気持ち、
聞いてみるしかないよ、うん。
私も覚悟決めて聞いてみる。
…だから、Aちゃんも聞いてみなよ」
…
いつから私のこと、
気になっていたんですか？
って？
言えない…
聞けないわ、そんなこと。
でも、返事もしなきゃなぁ。
今までこういうことから逃げてきたから
どうしていいかわかんなくなる。
…正直、女子の仲間入りした気分。
あぁ、めんどくさいことになった。
柏木さんが言うように
とりあえず付き合ってみる、のもアリなのかな。
この日から3日後、
私は柏木さんと会う約束をした。
「こんばんは、
急な連絡になってしまい、すみません」
柏木「いえ！
こんなに早くお会い出来るとは
思っていなかったので嬉しいです」
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こちいこ(プロフ) - あまぐりさん» あまぐり様 コメントありがとうございます！こんな小説でも楽しみにして下さる方がいて光栄です。なかなか読者様の希望の展開にはならないかもしれませんが、悩みながら完結まで持っていきたいと思います。頑張りますね！ (2018年11月13日 18時) (
レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» さかなちゃん様 コメント、そして嬉しいお言葉ありがとうございます。内容について、確かに祐一の心境の変化が起きるような描写、ないですね汗 自分で描いているのに、祐一がいつ夢主を好きになったのかわかりません…少し内容直しながらもう少しだけ頑張ってみます！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
あまぐり - この小説の続きを楽しみにしているので続けて欲しいです。最後2人がくっつくところまでぜひ見たいです! (2018年11月13日 15時) (レス) id: 7a66204288 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - 続けて投稿すみません。祐一の心境がどのように変化したのかが知りたいです。主人公にどう惹かれていっているのかがわかれば、さらにキュンとします。頑張ってください！ (2018年11月13日 14時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - この小説が好きで、更新楽しみにしてたので更新してくれて嬉しいです！ この小説のことが好きなので、是非最後まで続けて下さい！ (2018年11月13日 14時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2018年9月10日 8時
