ハプニング続き ページ27
今日は電車で帰るって言ったら
柏木さんがだめだと言うから
タクシーで帰ることに。
どのくらい揺られていたのか
全然わからないけれど…
私はいつのまにか、
柏木さんにもたれかかって
眠っていたらしい。
！！！！
起きた時の衝撃とショックに
私は青くなった。
「ごめんなさい！
やだ！私、全然気付かなくて…
重かったですよね！」
柏木「川村さん、
窓にぶつかるかもって心配だったので、
僕がもたれ掛けるようにしたんですよ。
全然重くなんてなかったですし、
貴重な寝顔を拝めました」
そう言って笑う柏木さん。
「…恥ずかし過ぎて穴に入りたいです。
それに私、すごい顔してませんでしたか！？」
柏木「いえ、全然。
むしろ、川村さんの
内面的なところが見られた気がして
僕は嬉しいです」
「〜〜〜柏木さん、優しすぎます。
やっぱり柏木さんがモテるのって
こういうところなんでしょうね」
柏木「えっ？
いや、そんなことは…」
「今日はありがとうございました。
いや、今日も！ですね。
…広告、納品が完了したら
最後の打ち合わせですね。
またよろしくお願いします！」
そう言ってお金を渡し、タクシーを降りた。
…
それから数日後のことだった。
永瀬課長から21時を過ぎた頃、
携帯に連絡があった。
永瀬「今回担当していたrizとの広告だが、
今、誤植があったことがわかった。
私はすぐに倉庫へ行ってくる」
課長、お怒りっぽい…
「私も行きます！
担当者として状況を知りたいですし！」
…最低限の物だけ持ち、
すぐにタクシーに乗り込む。
流石に家に帰ってきていたから
倉庫までは時間がかかる。
知らされていた倉庫に到着したらしい。
ここ…？
鈍い音を立てて開けると、
必死に差し替え作業をしている
柏木さんと黒木さんの姿が。
「手伝います！」
すぐさま、別の作業台に
差し替え分と破棄分を置き、
黙々と作業を始めた私。
柏木「川村さん、申し訳ありませんでした。
…でも、これは僕の責任です。
なので、川村さんに
お手間をとらせるわけには…」
「柏木さん、
今はそんなこと気にしている場合では
ないのではありませんか？
納品が間に合うか、
この人数では単純計算でも無理ですよね。
1人でも多く人がいないと…
…柏木さんは余計なことを考えずに
手を動かしていて下さい。
生意気言って申し訳ありませんが、
作業に戻って下さい」
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こちいこ(プロフ) - あまぐりさん» あまぐり様 コメントありがとうございます！こんな小説でも楽しみにして下さる方がいて光栄です。なかなか読者様の希望の展開にはならないかもしれませんが、悩みながら完結まで持っていきたいと思います。頑張りますね！ (2018年11月13日 18時) (
レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» さかなちゃん様 コメント、そして嬉しいお言葉ありがとうございます。内容について、確かに祐一の心境の変化が起きるような描写、ないですね汗 自分で描いているのに、祐一がいつ夢主を好きになったのかわかりません…少し内容直しながらもう少しだけ頑張ってみます！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
あまぐり - この小説の続きを楽しみにしているので続けて欲しいです。最後2人がくっつくところまでぜひ見たいです! (2018年11月13日 15時) (レス) id: 7a66204288 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - 続けて投稿すみません。祐一の心境がどのように変化したのかが知りたいです。主人公にどう惹かれていっているのかがわかれば、さらにキュンとします。頑張ってください！ (2018年11月13日 14時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - この小説が好きで、更新楽しみにしてたので更新してくれて嬉しいです！ この小説のことが好きなので、是非最後まで続けて下さい！ (2018年11月13日 14時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2018年9月10日 8時
