結婚相手募集され中2《サバイバルウェディング》

第2章 ページ1

はじめに

当小説は続編の「2」ですので…
まだ「1」をお読みじゃない方は
下のリンクへお進みください。

結婚相手募集され中 《サバイバルウェディング》



改めまして、
「1」を読んでくださった皆さま、
またお会い出来て光栄です。


私もまだ柏木さんと夢主の結末を
決めておらず、
のらりーくらりーと書いています。
2人を一緒に応援してくれたら嬉しいです。

では、
前回の続きから〜


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

柏木さんから誕生日を聞かれ…
12／23と伝えたところ。


柏木「そうですね。
まだ先ですけど、一応…、
23日の夜から24日は僕にくれませんか？」



「え？どっ、どうぞ。
…どうぞって言い方も変ですよね…
すみません、慣れてなくて」




柏木「僕こそ急にすみません。
でも、クリスマスもそうですが、
言っておかないと…
Aさんの大事な誕生日、
他の人に盗られちゃうと思ったので」




…もう！口説きすぎ！

だんだんと顔に熱が集まっているのが
自分でも分かる。



柏木「Aさん、もしかして、
照れて…ます？」



「！！か、からかわないで下さい！」



柏木「…あー、
そんな顔しないで下さい」

そう言ってフイとそっぽを向く柏木さん。




私、今どんな顔してるんだ？、




「私、そんな変な顔してました？」



柏木「ち！違います。
ちょっと、…こっち！」



そう言って私の手を引いて
ぐいぐい歩き出す柏木さん。


え、ちょっと、どうしたの？







駐車場に着いた途端、
人気のない方に連れていかれて
ギュ、と抱き締められた。




え！！
ちょっと、本当に何事！？


「かし…わぎ、さん？」



柏木「すみません、突然…。
でも、今のAさんの顔、
周りの人に見せたくなくて」



…はい？
そんなに酷い顔してたの？



柏木「僕、あんまり嫉妬とか
妬かないタイプだと思ってたんですけど…
ダメかもしれません」






「え？柏木…さん、ごめんなさい、
何を言われているのかよく分からなくて」





柏木「さっき、
あまりにも可愛い顔してたので、
周りの人に見せたくなかったんですよ」

一旦、身体を離されたかと思うと
真剣な目でそんなこと言うから
ドギマギしてしまう。




うーん、
柏木さんってこういうこと言う人だった？

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