ただ、隣で【ブルーロック】

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それから騎馬戦やら綱引きやらといろいろな種目をやって気づけば体育祭も終盤に差し掛かる





『次の種目は借人競走です、出場する生徒は__________』






｢お、國神の番じゃん｣



｢だな、いってくる｣


俺は立ち上がってアナウンスで指定された場所に行く

大体のお題は佐藤と山本と相澤でなんとかなるだろう
やるからには1着を狙いたいから予め借りれる人に目星をつけておかなければ





『位置について、よーい』



パーンという銃声


それと同時にお題のボックス目掛けて走る





意外と近距離にあったお題のボックスには俺が一番最初に着いて、目の前のボックスに手を突っ込んで一枚の紙を手に取る


緊張と走った後での速まる鼓動を抑えつつゆっくりと紙を広げる










｢─────｣










俺がその紙を見た瞬間頭に思いつく人はたった1人で、その人がいる場所へと向かってまた走る










なんの迷いもない



















あの時の気持ちはこのお題の言葉に当てはめたら納得がいく



















ずっと考えてもわからなかった答えがこんなところで見つかると思わなかった



















早く伝えたい



















辿り着いた応援席の最前列にいる



















｢来てくれ！堂前！｣





堂前Aに

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