曇りのち晴れ ページ29
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『彼女の心はどこまでも深い闇へと囚われていた。
そんな心を救ったのは一人の青年。
彼は彼女に光をもたらした。
彼女はその光を消さないように大切にした。
だけど彼女は知っていた。
大切なものほど簡単に壊れてしまうことを。
失う哀しさをもう一度味わったとき、
彼女はどうなってしまうのだろうね？
愚かな子よ、夢は簡単に醒めるんだよ』
一節を読み終えた男はそっと本を閉じる。
月明かりが差し込む部屋で、彼は頬杖をつき、本の表紙を撫でた。
そして額にある縫い目をそっと触りながら、男はニタリと笑みを浮かべる。その笑みは一体何を意味しているのか、
『さてさて、悲劇はこれから』
＿＿＿まだ誰も知る由もない。
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テヌ。(プロフ) - 若葉さん» 若葉さま。コメントありがとうございます。そのように言っていただけてとても嬉しいです！これからも頑張ります！ (2020年5月22日 0時) (
レス) id: b4b50e7b68 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - この作品面白くて好きです！！頑張ってください！ (2020年5月21日 8時) (レス) id: 6c07f7b951 (このIDを非表示/違反報告)
テヌ。(プロフ) - 茉優さん» 茉優さま。コメントありがとうございます。また心配してくださりありがとうございます。そう言っていただけて本当に嬉しいです…！無理しない程度にこれからも頑張らせて頂きます(^^) (2020年4月20日 1時) (レス) id: b4b50e7b68 (このIDを非表示/違反報告)
茉優(プロフ) - ずっと応援してます！お体に気をつけてくださいねお大事に！ (2020年4月19日 9時) (レス) id: b60e3eafa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テヌ。 | 作成日時：2020年4月12日 2時
