第１５章 ページ18
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東京の方に来て初めて迎える朝
急遽取ったホテルだが、これが中々いい。
部屋も割と広めだし、大きなテレビが付いている。ルームサービスも、ホテルの人も皆素敵だ。
朝食はバイキングだった為、好きな物を取り、窓際に座る。こんがり焼けたパンの上にバターを塗って一口かじれば、バターの風味が口の中に広がった。
呪術師としての仕事も無く、特に用事もないため、のんびりとした時間が過ごせる。
有意義な朝というのはこういう事なんだろうと、ホテルの人から入れてもらったコーヒーを口に含んだ。
のんびりとした幸福な時間を堪能していた時、テーブルの上に置いておいたスマホから非通知番号での電話が入る。
「…嫌な予感しかしない」
こんな朝早く…と言っても8時半だが。
とにかく、こんな時間にかかってくる電話なんて碌なものじゃない。知り合いなんてものもいないし、悠仁ならきちんと名前が表示されるはずだ。
無視を決め続け、一分弱で音は切れた。
しかし、その後も何度も何度も無視をするなと言うかのように呼び出し音が鳴り響く。
周りからの目が自分に集められているのを背中越しにひしひしと感じ、観念して椅子から立ち上がりレストラン会場から出る。
応答部分をタップし、どちら様と尋ねた。
「あ、右京？僕なんだけど」
「さようなら」
強引に通話を切り、頭を抱える。
何故あの人が番号を知っている。悠仁から聞いたのか？
いや、あの子には絶対に誰にも教えるなって言ってあるから、そんなこと…
その時、昨日高専から自宅まで送迎してくれたのが伊地知先輩だった事を思い出す。
結構慕っていた先輩だったから、思わず気が緩んで色々喋った…。ついでに今後の為にも、と電話番号も交換した。
まさか、あの人伊地知先輩を脅して聞き出したのか？
いやいや、まさかそんな筈…無いとも言い切れない。
色々と考えていた時、再びスマホが震え、呼び出し音が鳴り響いた。しかも今度は1つだけでなく…
「勝手に電話を切るなんて酷いじゃないか」
「は？」
何故か隣に五条悟がいた
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テヌ。(プロフ) - 若葉さん» 若葉さま。コメントありがとうございます。そのように言っていただけてとても嬉しいです！これからも頑張ります！ (2020年5月22日 0時) (
レス) id: b4b50e7b68 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - この作品面白くて好きです！！頑張ってください！ (2020年5月21日 8時) (レス) id: 6c07f7b951 (このIDを非表示/違反報告)
テヌ。(プロフ) - 茉優さん» 茉優さま。コメントありがとうございます。また心配してくださりありがとうございます。そう言っていただけて本当に嬉しいです…！無理しない程度にこれからも頑張らせて頂きます(^^) (2020年4月20日 1時) (レス) id: b4b50e7b68 (このIDを非表示/違反報告)
茉優(プロフ) - ずっと応援してます！お体に気をつけてくださいねお大事に！ (2020年4月19日 9時) (レス) id: b60e3eafa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テヌ。 | 作成日時：2020年4月12日 2時
