検索窓
今日:20 hit、昨日:9 hit、合計:8,736 hit

8 ページ9

そよ姫の件や祭りの件で、
真選組に度々お世話になっていた為、
Aが個人的に礼を伝えたく、真選組の屯所に向かっていた。







『神楽…ちゃん?』








その道中、怪しげな格好をした万事屋が歩いていた。








神楽「なんでバレたアルか!???」

『それに…えっと、坂田さんに志村さん』

銀時「バレてるぅぅぅぅ!!????」

新八「結構自信あったんですけどね…ダメでしたね」

『お久しぶりです。
何故、そんな変装を?』

新八「仕事が無かったんで…
夏だからオバケ退治なんて儲かるんじゃと軽いノリで…」

神楽「お腹空いたネ…もう何日も何も食べてないアル」

『…何故?』






ゲッソリとした顔で新八がため息を吐く。






新八「仕事が無くてお金も底を尽きたんです…
もう万事屋(あそこ)に食べ物はありませんから」

『そんな事が…。
あの、宜しければ何か奢りましょうか?』






Aの言葉に2人の目が光る。






神楽「マジでか!?マジでアルか!???」

『えぇ。神楽ちゃんは何が食べたいの?』





Aがニコッと微笑む。





神楽「神様仏様A様アル!!!
私、卵かけご飯が食べたいネ!!!!!」

『卵かけご飯…?何処かにありますかね?』

銀時「あー、コイツの言う事は気にしないで下さい」





Aの手を銀時が両手で包み込む様に握る。





銀時「俺は甘味を食べられれば何処でも良いですよ」





キラッと歯を見せる銀時。





新八「格好良くねェんだよ!!!!
人に奢られてる時点で格好つかねェから!!!!」

神楽「私、卵かけご飯食べたいアル!!!」

銀時「煩せェ!!ガキは黙ってろ!!
甘味だよ!か・ん・み!!!!」






山崎「あれ?貴方は確か…」

『!。貴方は…』






万事屋が言い争いをしている中、
真選組の隊服を着た人に話し掛けられた。








山崎「将軍様の護衛をされてた方ですよね?」

『えぇ。先日は有難う御座いました』

山崎「いえいえ!あれが俺達の仕事ですから!
でも何故、この様な所に?」

『その、先日のお礼も兼ねて、ご挨拶に伺おうかと思いまして』

山崎「そんなご丁寧に…」

『えっと…ごめんなさい。お名前は?』

山崎「あ、僕は山崎退です」

『山崎さんはどうして此処に?』

山崎「いえ、ちょっと事情がありまして…ははっ。
えと、其方の方々は?」








諸事情を知られたく無いのか目線を逸らした山崎は、
変装した万事屋を指差す。

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
186人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにしています! (11月26日 15時) (レス) @page16 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - すごい、好きです!!!東雲ちゃん、可愛いし、えへへへへって感じです。イラストめっちゃ綺麗で凄かったです!!!! (10月25日 14時) (レス) @page16 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天天 | 作成日時:2023年10月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。