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二人がAの腕を掴み走り出す。
前方に先に逃げた三人の姿を見つけたが、
三人はこちらを見て、更に速度を上げて逃げて行く。
土方「おいィィ!!何で逃げんだお前らァァ!!」
銀時「アレ?ちょっと待て、オイ!!!
なんか後ろ重くねーか???
コレ、絶対なんか背中乗ってるってオイ!!!」
土方「知らん!俺は知らん!!!」
『…坂田さん、着いてきてますよ?』
Aの言葉に二人が悲鳴を上げた。
・
『ここに居たんですね』
途中からはぐれてしまい、庭を探していると、
池から顔を出す二人を発見した。
『…何をしているんですか?』
銀時「何って…クソ暑いから水浴びだよ。水浴び。
さ〜て、スッキリしたし、そろそろ反撃といくかな〜」
土方「無理すんなよ声が震えてるぜ?
奴は俺が仕留める。ヘタレは家で屁たれてろ!」
言い争いをしている二人を池から上がらせようと手を差し出す。
『取り敢えず、池から上がりましょう?』
銀時「ビビってんのはテメェだろ??
わざわざ池に隠れてたのは、
股間がびっしょりだったからじゃねーの?」
土方「何だテメェ。
幽霊の前にテメェを退治してやろうか?」
言い争いながらもAの手を掴み、池から上がろうとする。
しかし、Aの背後を見て、二人が黙った。
「「ととととと飛んでるぅううううう!!!???」」
『…?』
Aが背後を見ると、羽の生えた女が飛んでいた。
『御二方、あれは天…!』
Aが正体を伝えようとしたが、
パニック状態になった二人にグイッと手を引かれ、
そのまま池に落ちた。
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mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにしています! (11月26日 15時) (レス) @page16 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - すごい、好きです!!!東雲ちゃん、可愛いし、えへへへへって感じです。イラストめっちゃ綺麗で凄かったです!!!! (10月25日 14時) (レス) @page16 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天天 | 作成日時:2023年10月12日 22時