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人の過去と記憶 ページ13

貴『ありゃま…可愛いじゃん』




父親と母親に挟まれて楽しそうに笑う鬼
累って言ってたな





すると急に早送りのように景色が変わり、夜になった

そして嗅ぎなれてしまった血の匂いがする









血の匂いを辿った先に居たのは鬼になった累





体中に返り血を浴びていて、足元には血を流し力尽きた両親









累は生まれつき体が弱かった
それを克服しようとして鬼になったらしい


どうやら早送りされてあたしが見れなかった所で累は鬼になり、両親にそれを言ったようだ


そしていま実際に人間を喰らう所を見られてしまったのか…




累は血溜まりのなか愕然としていた





そこへ彼奴が現れた






貴『っ…鬼舞辻無惨…』





鬼舞辻は囁く




「全てはお前を受け入れなかった親が悪いのだ 己の強さを誇れ」






まさにそれは悪魔の囁きで







累はそれに縋るしかなかったのだ








貴『やっぱり鬼舞辻のせいなのね…』








すると目の前がバチンッと弾けて次に目を開けた時は、先程の山の中だった




累はあたしが抜け出たあと苦しそうに唸ったあと、忌々しげに炭治郎を睨んだ



累は血鬼術で炭治郎を仕留めようとする






すると糸に絡めとられていた禰豆子の血から炎が上がった
その炎は糸を燃やし、炭治郎の刀へと燃え移る








炎を纏った炭治郎の刀は累の頸を斬る






貴『やった!』



ボト、と落ちた累の頸





え、生きてる!?




炭治郎が斬る前に自分で自分の頸を斬ったのか!






不味い!炭治郎に技が当たる!!!









そんなとき









1人の男が炭治郎の前にいた









「俺が来るまでよく耐えた」








あ、冨岡…?







半々柄の羽織を纏った男



同期の冨岡義勇に違いなかった





貴『あいつ生きてたんだ…』





失礼なことを呟いてしまった
ごめんよ冨岡








冨「水の呼吸 拾壱ノ型 凪」




冨岡へ向けて放たれた糸は冨岡に届くことなくブチブチと切れていく




刀抜いてないのに…






累の攻撃が止んだと思った瞬間、また累の頸が落ちた





今度は冨岡が斬った




一瞬で間合いを詰め頸を斬り落とした





へ?




冨岡すっっごい強くなってる!!??




あたしは同期の成長の凄まじさに吃驚した


こわ…3年の歳月って怖…

終わり ログインすれば
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夜空と暁(プロフ) - 続きがとても楽しみです!更新待ってます! (2021年9月26日 10時) (レス) @page13 id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
勝天Runa - とても面白いです!更新頑張ってくださいね!!応援してます!!実弥大好きーーっ!!← (2021年4月18日 16時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
てんてこおにく(プロフ) - 匿名さん» すみません。ご指摘ありがとうございました (2019年10月3日 18時) (レス) id: ceb6bb147e (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オリジナルフラグ、外し忘れてますー。 (2019年10月3日 15時) (レス) id: 18a08dfa9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てんてこおにく | 作成日時:2019年10月3日 15時

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