こんなに好きなのに【東方】【百合】

魔理沙 ページ4

「そんな所で何してるんだ?」
と聞くと、アリスは何故か頬を真っ赤にした。そして、
「何って…………えっと………………、そのー………」
と、もごもごしだした。
後ろから霊夢が、
「アリス……あんた何しに来たのよ。私は今忙しいの!!あんたに構っている暇なんて無いんだから。」
と言った。…煎餅を口に含ませながら。
「お煎餅食べているだけでしょう!?」
「煎餅食ってるだけだろ!!」
アリスと私の声がだぶった。

「まぁいいや……アリス、お前も煎餅食うか？」
「え？いいの？ありがとう魔理沙」
アリスはぱぁっと顔を輝かせた。この子は笑うと可愛いなー……流石金髪美少女だぜ。私もだけどな。
「ちょっと……私の数少ないお煎餅ちゃんを勝手に渡さないで頂戴!!あと20袋しかないんだから………」
「いや滅茶苦茶あるじゃねえか」
そのあとはとりあえず三人で仲良く(?)煎餅を食べた。アリスはニコニコしていたが、霊夢は煎餅を取られたからか不服そうだった。
そんな毎日煎餅食って太られても困るしな。私だって霊夢が太ったら嫌だし………中身はこんなだけど顔は可愛いのだから。全く…。

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