部外者なのに良く巻き込まれる件 (ページ8)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,032 hit

｢帰り道｣ページ8

*

友達と一緒にカフェオレに寄って楽しく喋った。時間になり皆はそれぞれ帰るように別れる。

夜からお父さん出勤なので、のんびりとフラフラ散歩。

ｶﾞﾗﾝｯと誰にも居なく寂しい公園に行きベンチ座ってスマホいじる。

ブランコの音に気付き振り返ると首にカリカリかくお兄さん。

A(あの人.....どっかで....)

見たような.....

でも

『お兄さん、首にかくのやめた方がいいよ？傷付くから』

｢.....!?｣

驚くお兄さんがAの顔を見詰めていた。Aの手がお兄さんの手を触れ握っている。

『あっ！ゴメンね。つい』

焦るようにﾊﾟｯと放す

｢手....触れても壊れてない....?｣

『？』

意味が分からなくて頭の上にクエストマークを浮かぶA

すると、いきなり抱き付かれた

『え、え!?』

｢見付けた....!壊れられない人.....!｣

嬉しそうに喜ぶお兄さんに混乱していて抵抗が出来ないままにいる。

｢お前....名前はなんだ｣

『え....闘魔Aです....』

一回しか会えないだろうと警戒しながら名乗った

｢Aか....俺は死柄木弔｣

『はい？』

｢何度も言わせるな、死柄木弔だ｣

『.....死柄木弔さんですね.....うん？』

聞いた事ある名前だ。ヒロアカに良く出る悪役であろうリーダーだったな.....あれ？

『はぁ!!!!?』

死柄木｢!?｣

マジかよ.....死んだなこりゃ

*