私であり、僕でもある天使ゲーム その４♪ 【ぼくらシリーズ】

-転寝してたら悪魔の囁きが聞こえた←- ページ5

貴)ハァ…。


あれからしばらくたって、徹はどうもこの空気に耐えられなくなったのか、僕を放して、机の向かい側で、ずうっとコップに入った水とにらめっこをしている。


こんな状態じゃ、勉強なんて進む訳もなく、僕は1人で夏休みの宿題(数学の部分)を終わらせてしまうと、何もやる事が無くなって、暇だったので、転寝状態となっていた。


貴)…。((スヤ…


なんか、めっちゃ眠い…。←


相原)！


＝徹side＝


あ、A寝ちゃった。


眠かったのかな。


まぁ、これを描いてる駄作者が、昨日徹夜して、今これ書いてて夢うつつなのだから、仕方ないか…。←


相原)…。


幸せそうだな。


なんか、俺もこの時間がある意味幸せなのかな。


園子)徹〜？
お友達が来てるわよ？


悪魔の囁きが聞こえるまでは、本当に幸せだったよ、うん。


相原)誰？


園子)菊地君と、歌那谷君…って言う子。


菊地とAの弟だー！


相原)俺、死んだ…。


て言うか、この状態じゃ、Aも死ぬか…。


園子)上げるわよ？


相原)うん。


ガチャッ


歌那谷)お兄ちゃんっ！


貴)ん？
歌那…((グハッ←吐血


Aの弟がAにタックルしたぁ！


相原)((汗


歌那谷)本当に心配したんだよ、携帯くらい出てくれても良いでしょ！


貴)…。((チーン…


それどころじゃないよ、Aが！


菊地)相原、コレどういう事か説明して貰おうか…。


相原)((ハァ… 説明すっから、まず座れ。


ドア閉めてな。


貴)((ハッ 何で歌那谷がこんな所に。


菊地)あ、俺が連れてきた。


貴)英治〜〜！((ムゥ…


菊地)ごめん、ごめんw
あまりにも必死だったからさ。


歌那谷)((ギュ〜〜〜〜 ♡♡♡♡♡
お兄ちゃん…♡


貴)はいはい。


相原)あそこだけ、空気違うな。


菊地)念願の再開的な？


貴)そんな事、僕は微塵も思ってないけどね。


歌那谷)勝手な想像しないでよ。
僕が一方的に甘えてるだけだから。


菊地)自覚はあるんだ。


歌那谷)僕は、どんな性格でも許される存在だからねw


貴)一体どんな存在なんだろう…。←


相原)そんな事言ってる場合じゃないけどな。


貴)2人とも、鷹が僕と徹が勉強会したくらいで、大げさ。


2人)勉強会？


貴)うん。
2人で苦手克服♪
徹は覚えが早くて、ヒントを上げるとちゃんと正しい選択肢を選んで、飲みこみ速いから教えるの楽チン♪


歌那谷)…。
(僕も頑張らなきゃ…。←頭高校生並み)


−＊


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