* ページ8
〜Yoshihiko's story〜
井「Aっ!!A、起きて!」
快くんの叫び声で飛び起きた
"なに!?なんかあった!?どうしたの!?"
声のする方を辿っていくとベランダの向こうで
快くんが手招きして私を呼んでる
井「A!こっちこっち!」
"寒っ、、どうしたの?"
ベランダに出ると街には一面霧がたちこめてる
腕を擦りながらそのなんともいえない
幻想的な景色に目を奪われてると
快くんがそっと自分のカーディガンを
私の肩に掛けてくれた
井「何も羽織らないで来たの!?」
"だって快くんがあんな大きな声で呼ぶんだもん
何か一大事かと思って慌てて来ちゃった(笑)"
井「あぁ、そっか俺のせいか…ごめんね?」
"ううん、綺麗だね…"
井「でしょ?水飲もうと思って起きたら
窓の向こうが真っ白でさ
思わずA起こしちゃった(笑)
せっかくの休みなのにごめんね?」
"確かにビックリはしたけど(笑)
でも綺麗な景色見られてよかった
快くん、教えてくれてありがと♡"
井「どういたしまして(笑)」
"ここから見てるから綺麗だけど
車乗らなきゃいけない人は大変だね…"
井「そうだよねぇ…事故とか起きなきゃいいね」
204人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かなやん。 | 作成日時:2017年11月8日 10時