転生系チート少女は、救いたい2 (ページ4)

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A 隠してるってこれでぜ、ぶっ！？
おいおい、勝己君よ、乙女のほっぺを片手で鷲掴みとは何事だ。
勝己何年一緒だったと思ってる…
A 6年ともうちょいで7年。焦凍もだったね。
勝己オレが言いてぇんはそんなじゃねぇ。そんなに一緒で気づかねぇと思ってんかって話だ！
A え、なんでみんな優しくするの。もう、諦めてるから！やめてよ！これ以上踏み込まれるとどうなるか分からないよ！
みんなそれは、お前が救って、優しくして、安心させてくれたからだよ！
A は？意味わからんし。私はそんな事していない。
電気お前の本当の心の性格だよ！
A はぁ。もう訳わからんしいいわ。話せばいいでしょう？

私は、物心つく前から虐められてた。悪口言われたり、仲間外れだったり。酷い時は暴力まで？でも、家族には言わなかった。心配も迷惑もかけたくないからさ。そして、家族は私を見てくれなかった。だから幼い頃から勉強した。頑張ってね。そして大きくなってトラウマになったみたいで引きずってた。そして、いよいよ耐えきれなくなって、親に話した。でも、親はこう言った。外面を気にしすぎだと。内面を気にしろと。どうでもいいだろと。しかも先生はそんな事言ってなかったって。泣いた。その日の夜は。そうして悩んで悩んで苦しんで。そうして一個の答えに辿り着いた。あぁ。虐待されてるのかって。あぁ、存在を認めてくれないんだって。私はダメでいなくていい存在なんだって。そしてもう泣いてやるかって。そうしたら、☆☆って言う友達がいてさ。一つの光だった。そしてさ。大人になって。転生したらまたクソ野郎だった。そして前世のもう一つの光だった、本の世界だった。でも、好きなキャラがﾀﾋんだり大怪我したりとしてた。だから、転生系チート少女は、救いたいんだ。バドエンもハピエンも好き。でも転生したのなら。救ける。恵まれていることに個性が強いんだ。だからぶっ壊すの。
原作を。
そして、今までで救ってきた事を話した。ヴィラン以外で。どんな話なのかも。

みんなそんな過去が。無理に話させてごめん。
A いや、全然。
みんなだって。泣いてるよ。
A えっ。あっ。これはね。目から水が出ただけなの。
みんなボロクソ泣いてる。
A 今日くらいいいか。めっちゃ今までの分泣く。
ふっ、うっ。
静かに泣くその涙は綺麗なのだった。