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『レイ･････これは』
無邪気に料理を頬張るレイ。
黒髪は癖毛で跳ねていて、幼いとはいえ顔はどことなくレイに似ている。
けど、私がさっきまで会っていたレイとは決定的に違うところが一つ。
『その目、どうしたの･･･？』
右眼は確かに赤黒い。
けど左眼は黄色だった。
オッドアイ。聞いたり写真で見た事はあっても現実で見たのは初めてだ。
これはレイじゃないのかな。
『ねえ、レイ？』
『ねえったら』
『聞こえてる？』
そしてもう一つ不可解なのは、これである。
無視されてるのか聞こえてないのか･･･。
"僕の記憶の一部を見せてあげるよ"
記憶の一部･･･。じゃあここはレイの記憶の中？
それだったらここに居るレイに私の声が届かないのも理解できる。
私はここにはいない存在なんだから。
でも不思議な事に物は触れられるんだよねぇ。
私は試しにレイの向かいの椅子を引いてみる。
だけど、その椅子は薄く透けていて本物の椅子は動いていない。
つまり幽体離脱てきな？
それにしても
『あんたって意外と大食いなんだね』
顔が引き攣るほど次々無くなる食べ物。
胃袋がブラックホールなんじゃないかな。
私も食べ物に手を伸ばして食べてみた。
口に含んだ肉は分かりきっていたけど味なんて無かった。
『うーん。こんなに椅子があるのにレイ一人なの？』
･････レイに聞いても無駄か。
｢一人だよ｣
『え？』
向かいに座っていたレイがジッと私の目を見つめていた。
まさか、見えてるの？
でもさっきは何にも反応しなかったじゃない！
･････って、あれ？
両眼とも赤黒い･･･？
｢お姉さん誰？｣
『･････私はA。君はレイ？』
｢なんで僕の本当のなまえをしってるの？｣
本当の名前･･･？
驚いたように見開かれた目。
それを見て頭に浮かんだのは、周りから彼は別の名で呼ばれているのじゃないかということ。
レイは手に持っていたスプーンとフォークをそのままに、机の下に潜り込んでしまった。
何処に行ったのかと見渡す私の下からモゾモゾと動くものが。
な、なに！？
ひょこっと白い布から顔を出したのはレイだった。
｢ねえお姉さん！｣
その目はさっきとは打って変わってキラキラと輝いている。
何をそんなに嬉しそうに･･･？
｢僕とお話しよ！｣
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推しが多すぎて困ってる - やばい好き、、沼がああぁぁぁあぁあふふきょうからわたしは中原さんおしだああぁあああわあああ()(更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月27日 10時) (
レス) id: 60a485a3f1 (このIDを非表示/違反報告)
エネ(プロフ) - 設定のところが性格の所が正確になってますよ！それと、すごく面白いので、更新がんばってください！ (2018年1月9日 12時) (レス) id: 24f4ffea16 (このIDを非表示/違反報告)
天さん(プロフ) - 小松七さん» 1度壊しちゃいます！やっぱり面白い作品を見ていると幸せだけではないようで、1度は壊れて絆を深められたらなぁって考えです！最後には必ずハッピーエンドにしてやります！w (2017年11月4日 0時) (レス) id: e35c262d1b (このIDを非表示/違反報告)
天さん(プロフ) - 黒帽子さん» (´；ω；`)ｳｯ…温かいお言葉ありがとうございます！血液型で誤魔化すのも情けなかったですよね･･･。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！ (2017年11月4日 0時) (レス) id: e35c262d1b (このIDを非表示/違反報告)
天さん(プロフ) - みりんさん» わわわっ！ありがとうございます！やっとこさスランプから抜けましたよ！！応援ありがとうございました！よければ最後までお願いします！ (2017年11月4日 0時) (レス) id: e35c262d1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天さん | 作者ホームページ：http:/http://commu.nosv.org/p/tensan819
作成日時：2017年3月20日 23時
