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覗かせる ページ22

喜「そんなだから・・・・ちょっと怖くて・・・・・」


今まであった事を話し終わると、
下を向いて表情を隠す。


樽「少し早く帰れる日に1人だけめっちゃ早く帰ってたのは?」

喜「まだ明るいうちに帰った方が安全だと思ったから・・・」


確かに、暗くなってから帰るよりはましだ。


歌「・・・・・なんで・・・・・・相談してくれなかったの・・?」


歌広場がポツリと言った。


喜「・・・・・・・・・・最近忙しかったし・・・
 そんな時に俺のことで時間取らせたくなかったし・・・
 ・・・・迷惑かけたくなかった・・・・・」

歌「そんな・・・迷惑なんて思わないのに・・・・」


しばしの沈黙。

外の音がやけに大きく聞こえる。


鬼「喜矢武さん・・・・・・つらかった?」


それまで静かに話を聞いていた鬼龍院が口を開いた。


喜「・・・・・・・・・・・うん・・・・・」

鬼「・・・・だったらさ、もっと周りを頼ろうよ。
 売れてなかった頃はさ、ストーカーほどじゃないけど、
 それなりにつらい思いしてきたんだから・・・・」

喜「・・・・・・お前に言われたくねえよ・・」


確かに鬼龍院もあまり人を頼らない。


鬼「僕はそういう性格だからいいの。ていうか、話をそらさない!
 これからそういう事があったら、絶対に言う事!!」

喜「は、はい」


素直に返事をしなければ、
そのまま説教モードに入りそうだ。


樽「まあでも、淳くんがキャラ崩壊してくれたお陰で、
 当分は大丈夫だと思うけど。ていうか、あの男が淳くんの
 怖さ思い知ってたら多分もう大丈夫かな?」

歌「キャラ崩壊って・・・・・ちょっと僕の中の
 Sっぽい部分がお顔を覗かせただけだもん!」


あれがちょっとと言うのなら、最終形はどうなっているのか・・・
想像して鳥肌が立つ。


鬼「でも、淳くんのお陰で助かった訳だし、ほんと感謝だよ」

樽「鬼龍院はほとんど逃げ腰だったしw」

鬼「いやいや、何言ってるのさ」


あれでも頑張った方だと、鬼龍院は自慢げに言った。

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羅夢 - がちゅ☆さん» ありがとうございます(。-_-。)他にもいろいろあるので、もしよろしければ読んで下さると嬉しいです。これからも頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2013年10月26日 10時) (レス) id: 68e3864007 (このIDを非表示/違反報告)
がちゅ☆(プロフ) - 羅夢さん» すごい面白かったです。これからも頑張ってください☆ (2013年10月22日 21時) (レス) id: ab1d570c12 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢 - まいめろさん» ありがとうございます(。-_-。)案が浮かんだらまた書かせていただきます! (2013年10月20日 11時) (レス) id: 68e3864007 (このIDを非表示/違反報告)
まいめろ - 面白かったです きゃんさんの小説、よかったらまた書いてください (2013年10月19日 22時) (レス) id: 50aa19b375 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢 - 龍音さん» ありがとうございます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆もしよかったら他の小説もどうぞ(。-_-。)コメントをくださり、本当に嬉しいです(^∇^)★ (2013年9月16日 22時) (レス) id: 68e3864007 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羅夢 | 作成日時:2013年8月14日 20時

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