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「ところで、父の部下がそちらに向かっているのだがどうしようか?邪魔かい?なんなら、スナイプのスポッターでもさせようか?」
「
即答ですか。そうですか。さいですか。
縄張り意識はんぱないですんね。どこも同じでしょうけど。
「この任務が終わったらワインでも奢るよ」
「………ウォッカで頼む」
赤井との通話が終わると、今度は違うところに電話をかける。電話かけまくりだよ。かけ放題まじサイコー。
待つこと2秒。
「あ、父さん?」
「真尋ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん」
クソ野郎。奇声上げてんじゃねぇよ。
マジでこいつの子供が自分とかびっくりだよ。
「FBIが出張ってるからこっちはほぼほぼすることないよ」
「えー……ジェィムズ君??」
そうだよ。おっさん。早く帰らせろ。サバゲーに行かせろ。
「FBI日本で暴れすぎじゃない?」
「それな」
我が父よ。やっと、まともなこと言ったな。
側から見ればようわからんけど私の父親ヤベェって感じだぞ。
「じゃ、FBIの尻拭いしてよ」
「あっ、失敗する前提?」
ひどいね。同じ国なのに。仲悪すぎだろ。
「そういうことだから。よろしくね」
「うぇ。もうやだよ」
「サバゲーの金振り込んでおくから」
「やります」
やらせていただきますよ。父上。なんなら新しい装備を買えるくらい振り込んで下さい。
電話を切って、車の運転をしている父さんの部下に声をかける。
「あなたが聞いてた通りだよ。私たちのチームはこのまま作戦決行!赤井の方に行ったチームは荷物をまとめて帰国の準備で連絡入れて」
まぁ、ここまで来たら乗りかかった船だしな……やるしかない。
窓を見ると雨が降り続いていた。
「CIAの本気、見せたろか」
私はニヤリと微笑んだ。
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綺藤(プロフ) - ふきさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです(´∀`*)更新は遅いですが、これからもよろしくお願いします!! (2018年8月19日 21時) (レス) id: 72513d01c9 (このIDを非表示/違反報告)
ふき(プロフ) - 面白いです!何回見ても飽きません!更新待ってます。これからも頑張ってください。 (2018年8月16日 11時) (レス) id: 3e86faee5c (このIDを非表示/違反報告)
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