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File 24 いや姫?似すぎちゃう? ページ27

真尋はコナンを見下ろした。


「大規模なパーティー?……もっちろん、行く!!行くに決まってるじゃん!」
「えぇ……」


やはり、とコナンは思うがこちらとしても事情がある。


「え?ダメなの?行きたい!タダ飯!!!」


目をキラキラさせて言う真尋。
背後からやって来た沖矢が「行ってきたらどうですか?」とコナンに言った。真尋は虚を突かれた表情で沖矢を振り返り、そして少し眉を顰める。


「……何が目的よ」


真尋が沖矢を睨んだ。そんな彼女を気にもとめず、沖矢は微笑んで続ける。


「いえ。久しぶりにそのような世界に触れるのもいいではないかと思いまして」
「久しぶりに、ねぇ」


ドレス新調しちゃう?金使うの勿体無いなぁ……などと行く前提で真尋は話を進める。
コナンはそんな真尋をため息混じりで見つめていた。


◇◇◇


「ねぇ。ヴェスパニアの来日パーティ入れることになったよ。だから、あんたは来なくてへーき」


自分の部屋に帰り、盗聴器もろもろがないことを確認して電話をかける。


『いや。お前がなにしでかすかわからないから俺もい』
「休んでろ」


ほんとこの金髪色黒社畜日本ラブは隙あらば仕事しようするんだから。
いつか過労死で死ぬよ!?あ、でも日本のために死ぬのは本望なのか……??


「本当にテロが起きるの?武器の動きが活発になってるって行っても組織犯罪対策部(組対)からのタレコミでしょ?雑魚じゃないの?」
『雑魚であっても日本を守るのが俺らの仕事だ』


はいはいはいはいはいはいはいはい。
電話越しにイケメンなんだろ。フッと笑ってスマイリングしてるんだろ。
……見てぇ。


「じゃ、当日は仕事しますんで。そっちはそっちで頑張ってねぇ〜」


携帯を切りパソコンを取り出す。
ホーム画面の推しキャラを尻目にとあるファイルを取り出す。


「組対の情報は確かなんだけど、相手が悪いなぁ……」


パソコンに映るのはファイルに届いていた人物写真――赤いスーツに黄色いネクタイを締めた犯罪者です。

……つーか、何?フラグ?事前情報上がってるってどゆこと?

◇→←◇



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綺藤(プロフ) - ふきさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです(´∀`*)更新は遅いですが、これからもよろしくお願いします!! (2018年8月19日 21時) (レス) id: 72513d01c9 (このIDを非表示/違反報告)
ふき(プロフ) - 面白いです!何回見ても飽きません!更新待ってます。これからも頑張ってください。 (2018年8月16日 11時) (レス) id: 3e86faee5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺藤 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年3月23日 19時

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