【名探偵コナン】アメリカから天災が来日した件について。#3【ギャグ】

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「おはようございま〜す」
「七瀬お前覚悟はできてるだろうな？」


げっ……降谷ァァァァァァ！逃げようとするが、後ろに……下僕ェェェェェ！てめぇ、後で恨む！そんな時だった。


「おはようございます。……降谷先輩、何してるんですか」
「……佐室か。今日は？」
「報告書です。あと、バレンタインだから、チョコを。先輩いてよかったです」


おぉ？なんだなんだ？イイ感じじゃないか？てかあなた誰？また顔面偏差値高いねぇ。黒髪美人だねぇ。できる女って感じだねぇ。


「情報提供者(S)の七瀬さんですよね？私、佐室亜紀です。よろしくお願いします」
「あ、どうも。こちらこそよろしくお願いします」


一応私もそう挨拶すれば、「あ、そうだ！」と亜紀ちゃんが鞄の中をいじって。


「七瀬さんって、お酒大丈夫なんですよね？じゃあ、これどうぞ」
「わ！ありがとう！」


チラリと原材料を確認すると、入っているお酒は【ブラッディマリー】。……どういうつもりなのかな？分かってやってるのか、それとも違うのか。まあ、前者だろうけど。私、初見だと思うけど。


「じゃあ、先輩。先輩のは置いときますね。あと風見さんのも」


そう言うと亜紀ちゃんは降谷の耳元で何かを呟いて。頷いたのを確認して、満足そうにフロアから出た。


「ねえ、金髪。あんたの酒はなんだったわけ？」
「俺は【ボンベイ】。……あいつらしいよ」


ボンベイって。やっぱ意味わかってやってるでしょ、あの子。


「てかさ、あの子誰？あんな捜査官いないでしょ」
「考えてみろよ。俺にボンベイを持ってくるやつなんて、一人しかいない」


降谷の両親……はあんなに若くない。というか亡くなってるし。となると、妹？……佐室亜紀ってまさか。


「咲ちゃん、か」
「ああ。まあわかったならさっさと仕事をしろよ、七瀬？」


うわー、美しいお顔が台無し……嘘です、やります。すぐに。


◇◇◇


チョコの中に入っていた四種のお酒の意味はこちら。

ブルームーン……【出来ない相談】【奇跡の予感】
ジャック・ローズ……【恐れを知らぬ元気な冒険者】
ブラッディマリー……【断固として勝つ】
ボンベイ……【一人にしないで】

そして佐室亜紀→安室咲の判定
みなさん分かりましたか？

さむろあき→あむろさき

アナグラムです！

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