【名探偵コナン】アメリカから天災が来日した件について。#3【ギャグ】

File 19 ハロウィン船事件後日談 Ver. Valentine ページ41

ハロウィン船事件の後、私はのんびりと阿笠邸でコーヒーを啜っていた。
せっかく来たにも関わらす、哀ちゃんは博士と買い物らしい。解せぬ。


「いや〜。ハロウィン船大変だっ」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど？」


コナンちゃーーーん！！
それ、麻酔銃？っていうのかな？人に向けちゃダメ！！
危ないヨォ。
お姉さん冷や汗でてきたヨォ。
眼光が鋭すぎるヨォ。


 「まず１つ。………真尋さんは敵なの？味方なの？」
「み、味方かなぁ……」
「次。赤井さんとの関係は？」
「win-winの関係」
「これが最後……奴らのことはどこまで知ってるの？」


私はカップをゆっくりとお皿におく。その間わずかな沈黙が部屋を支配する。


「私のこと調べたんでしょ？どこまでわかったの？」


彼はこれ以上質問しても私が答えないという空気を察したのか、渋々といった調子で私の質問の答えを話し出す。


「……ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学院卒業。趣味はサバゲーとネトゲ。真尋さんの歳でFBIとあそこまで深い関係があるってことは、よっぽどの成績だったのか、はたまた真尋さんに近しい人がFBIの信頼を得ているのか……というのが俺の見解」


ふーん。70%の正答率だな。Wikiなみかなぁ。
あれ、小学生がWikiなみの見解を示すって普通のことだっけ？


「学歴については完全正答。FBIについてはそうだなぁ……赤井がひよっこの学生時代にうちの母さんが彼の世話をしてそれからの付き合いなの。私のサバゲー技術は彼のおかげ」


そこまで言ってチョコレートを口に放り込む。酒入りという大人のお菓子。
そして死神に麻酔銃を向けられている大人のスパイス。
いやー……帰りたいね。

◇→←◇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す