【名探偵コナン】アメリカから天災が来日した件について。#3【ギャグ】

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その時、ベルモットが車に視線をよこしたと思うと車に向けて走り出した。
しかし、赤井は射程内に灰原がいるのを見ると撃つのをためらい、真尋からは若干車の死角になっており、万が一撃って車にあたり先ほどのモーターボートのように炎上してはコナンの命に関わってしまうので撃つことができなかった。


「クソッ」


ベルモットは車に乗り込むとミラー越しにジョディが乗っていた車のガソリンタンクを撃ち抜いた。
ジョディの車は炎をあげて炎上した。


「やるねぇ」
「ジョディ！！！！車の鍵くらい抜いておいてよ！！！！」
「吠えるな真尋。収穫ならあそこの女の仲間が……」


ーーパンッ

しかし、頼みの綱のカルバドスは銃で自決してしまった。


「収穫ゼロやんけぇぇぇぇぇ。むしろマイナスじゃ。 ボケぇぇぇぇぇ。何考えとんじゃい。オラァァァァァァァァ」
「まあ落ち着け」
「日本で観光する予定だったのに……お前らにバレるなんて聞いてない。てか、この状況どうするの……」
「ジョディ、ガキの誘拐事件に巻き込まれたと日本の警察に伝えろ。真尋、ルートを確立してるなら余計なことは伝えるなよ。……俺はまだその茶髪の子と顔を合わせるわけにはいかないからな」


そう言って赤井は歩き出した。
真尋は赤井とジョディの顔を見回した後赤井について行った。


「いつから私のこと監視してたの？」


赤井は鼻で笑いながら、


「それを聞くのか」


と聞き返した。


「別に。……ねぇ、日本の警察と何かあるの？」


それを聞いた以来に赤井は黙り込んでしまった。
ったく、男はめんどくさいね。
真尋の頭は今後のことを考え始めていた。

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