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◇◇◇


「ハロウィンパーティーですかい?」


一台のポルシェ夜の暗闇に紛れて東京の街を走っていた。


「ああ、明晩19時、横浜(ハマ)でおっ始めるそうだ」
「け、けど、兄貴。なんで俺がそんなふざけた場所に……」


長い銀髪の人物を兄貴と呼んだサングラスの男は不服そうに言った。


「ベルモットが一枚噛んでる。内情を探れとの命令だ」


サングラスの男はますます意味がわからないといった様子だ。


「こっちもあの女の秘密主義にはうんざりしていたところだからな……許可は受けてねぇが、妙な真似をしやがったら容赦はするな……たとえあの方のお気に入りだとしてもな」


銀髪の男の冷めた目はきらめく月に照らされながら、暗い闇夜に消えていった。


◇◇◇


「うひゃーいるいる!!!!狼男にフランケンにミイラ男!!!!モンスターがいっぱい!日本のクオリティすげぇ」


はーーーーーーーい。真尋です。

ハロウィンパーティーにやってきたよ。周りのレベルがスゴすぎるう!
ちなみに現在はドラキュラの小五郎さんと魔女の園子ちゃんと一緒だよ。園子ちゃんは魔女の格好をしてるんだけどもう、可愛いの!
可愛いは正義だよ。歳を感じるよ……
えっ?真尋は何きてるかって?園子ちゃんと同じ魔女だよ。可愛いでしょ。…………ごめんなさい。ミニスカ履いてごめんなさい。今日だけです。日本のコスプレしたかったんです、許せ。
しっかしまぁ。コナン君に誘われてきたけどすげーね。日本はいい国やな。


「お客様〜」


と、係の人に勧められ前に続く。


「まさか本当に、死ぬことはないんでしょうね」
「はっ?」


小五郎さんが係の人に招待状について聞いている。
それなー。真尋も気になってた。でも死神のコナンはいないし問題ないでしょ。


「招待状は確かに私共が作ったものですがこのような手紙や封筒は存じ上げません」
「えっ、そうなの?」


あれ〜。やばい気がする。気のせいかな?
気のせいだよな!!!!切実にそう思いたいよね!
こうして一抹の不安を抱えながら私たちは船に乗った。

◇→←◇



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綺藤(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます!!そう言っていただけると幸いですヽ(*´∀`)ノこれからもよろしくお願いいたします(*^^*) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 860dd52b69 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 夢主ちゃんのキャラ好きです!更新頑張ってください。 (2018年8月9日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月9日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
綺藤(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます! そう言っていただいて嬉しいです! これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします(*^^*) (2017年11月24日 22時) (レス) id: 860dd52b69 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます!夢主ちゃんめちゃくちゃカッコいいですね(^^)うらやましいです(´・ω・`) (2017年11月24日 0時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺藤 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年11月12日 20時

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