【名探偵コナン】アメリカから天災が来日した件について。#3【ギャグ】

File 18 満月の夜の二元ミステリー ページ29

はーーーーーーーーーーーい！！
真尋でーーーーーーーーーーす！！
今日はいつもに増してテンションが高いですよ！！！！
なぜなら、コナン君、元より博士の家に遊びに来てるからですよ！
あー！！！！うれしい。
たまらん！！！！可愛すぎるゥゥゥゥゥゥゥゥ！！！


「ねえ、真尋さん。真尋さんってば！！」


お、おう。すまねぇ。コナン君がわっちをずっと呼んでいたみたいだ。


「季節外れのハロウィンパーティーって知らない？」
「季節外れのハロウィンパーティー？」


えーっと。なんやそれ。よくわからんけどとりあえず面白そうだね！


「新一兄ちゃんに招待状が来てたんだけどよく分からなくてさ。真尋さん何か知らない？」


おい。小首を傾げるな。可愛すぎるだろ。お前、実は死神のお面かぶった天使か。そうだろ。


「新一兄ちゃん？ 工藤新一のこと？あの日本警察の救世主？」
「僕の親戚なんだ」


ハイスペックゥゥゥゥゥゥゥゥ。貴様らいい加減にしろ。おかしいんだよ、設定が。


「新一兄ちゃんのことはよく知らないけど、季節外れのハロウィンパーティーのことなら少し知ってるよ」


えっ、とコナン君の顔がこわばった。解せぬ。


「確かそのパーティー、映画のオーディションを兼ねてるんだって。アメリカの友達が息巻いて準備してたから！！！！」


アドバイスくれってうるさかったんだから。あ、ちなみにそれ、マリアの妹ね。マリアの妹のミカエラね。人間ウィキの妹はもちろん人間ウィキです、はい。言うまでもなく。もちろん両親も。


「真尋くーん。ちょっといいかね」
「はーーい」


私はコナン君が考え込むのを横目に席を外した。


◇◇◇


「残念だったわね」


コナンの顔は厳しいままだ。


「咲さんから情報をもらったからカマかけたのに引っかかりもしねぇ」


そう。事の発端は咲の唐突な電話から始まったのだ。

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