【名探偵コナン】アメリカから天災が来日した件について。#3【ギャグ】

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◇◇◇


in 公安


今日は七瀬が休みで、胃が痛くならなくて済むと、安堵していたのは降谷以外の公安捜査員だ。あの人は自分たちでは敵わない能力を持っているがネジが少し外れているというか……
きっとうまく扱えるのは降谷さん以外はいないというのが見解だ。


「おい。管内でバスジャックがあったらしいぞ」


誰かがそんな話を持ってきたがそれは自分たちとは別次元の話だ。
公安には関係ない……


「七瀬さんが乗ってるだぁぁぁぁ」


さよなら平凡。さよなら平和な日常。
また会ったね非現実。
あー。降谷さんの顔が怖い。
そりゃそうだよな、七瀬さんが巻き込まれてるんだもんな……


「どのバスだ？」
「〇〇スキー場に行くバスです。」


さすが公安捜査員と言うべきか、情報は次々と上がってくる。


「なんだ、未帆か。今忙しいんだが……なに！？お前も真尋と一緒にバスに乗ってるだと！？(※未帆はは咲の本名です)」


未帆さん電話がかかってきたが、それは真尋さんと一緒にバスジャックされたバスに乗ってると言うものだった。
なんで携帯使ってるのかは気にしない。突っ込まない。これはきっと公安の掟。
彼女の情報によると、爆弾はスキー袋2つ分で、容疑者らの目的は矢島邦夫の釈放らしい。


「野郎……コロス」


降谷さんに似合わない声が漏れたのは誰も聞かなかったことにした。降谷さんはシスコンだから、未帆さんが巻き込まれただけでも怒ってるんだろうけど。何より、七瀬も巻き込まれたからな。


「風見。真尋を事情聴取に付き合わすな。迎えに行く」
「未帆さんは？」
「あいつはどーせ、自分でなんとかするだろ」


信頼の差かな？それもある。だけど、降谷さんの中ではきっと――。
だがこの判断は、二、三日後に間違いだったと判明するのを今はまだ、誰も知らなかった――。


◇◇◇


「えっ？バスジャック！？大したことないよ。――うん、そのまま続行してくれたらいいよ〜。それと、スペシャルゲストが登場したよ。報告ね〜」


――ベルモット、ね。


真尋のつぶやきは夜の街に消えていった。


◇◇◇
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はい！今回初登場となる降谷未帆こと安室咲ちゃん！そんな彼女のハチャメチャな物語はこちらから！
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