【名探偵コナン】アメリカから天災が来日した件について。#3【ギャグ】

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スキーに行ったにも関わらずバスジャックに合った不幸な真尋を風見と共に回収しに現場へ向かって、今は警察庁に向かって高速を走っているところだ。


「おい！！金髪！！あっ、風見、どういうこったよあれは！？」
「落ち着け。主語がないぞ」
「俺のついで感が否めないのだが……」


車に乗ってトンネルをひとつ通過するなり叫んだ彼女にとりあえずコンビニで買ってきたお茶(真尋推しキャラマグネット付き)を渡す。

風見ちょっと凹んでる。


「気がｺﾞｸｯきくじゃねぇかｺﾞｸｯｺﾞｸｯだからさぁあの‘’女の子”なにｺﾞｸｯ者だよ！？」
「あぁ、彼女は「風見」……はい」


とりあえず飲んでから話すか飲むの諦めるかしろよ。聞きにくいわ。

あと、車にこぼしそうでハラハラするわ。これ一応公用車だから。汚したら間宮がうるさいから。

そして風見。今は言うな。あいつは今FBIと揉めてるらしいから。それだけでもややこしいのに、そこに赤井のお気に入りの真尋が絡むと余計ややこしいから。赤井うざいし。


「知らないのか？日本はもとより、世界で活躍する現役女子高生探偵だぞ？」
「あー。なるほどね。うん。じゃあなんで拳銃もってんの？最近のJKのmustアイテムなの？私の時代が遅れてたの？えっ、そうなの？」


落ち着け。今回ばかりはお前の感覚であってるぞ。女子高生のmustアイテムなわけないぞ。
あと、風見。地味にツボらないで。笑わないで。


「金髪なんか知ってるでしょ？捜査一課の目の前で発砲したのに誰も何も言わないってことは国家権力でも働いてんでしょ？それを公安が把握してないなんてまずないっしょ。ね？てか、風見このお茶いつまで発売だった？」
「だから女子高生探偵なん」
「騙されると思ってんのかカス」
「今週末までです」
「うん。明日買いに行こうや」
「時間が空けば……多分無理だが」


うるせぇよ、真尋。あと、お前ら会話にいろんな情報混ぜないで。わからなくなる。

あとな、風見。お前当分休みはないぞ。真尋も報告書を山ほど書かせるから休みないぞ。

話すのがめんどくさくなったので仕方なく俺は、今季真尋が追っていたアニメの期間限定グッズを投げやつを黙らしたのだった。


(降谷さん。すみません。彼女と2人きりで買い物とか行かないんで休みください)

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