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咲ちゃんは笑みを消し、リボルバーをガシッと掴んでいた。しかも同時にどさくさに紛れて撃鉄を起こして安全装置かけたぁぁぁぁぁ。え、この子何者。いや、確かに有名な探偵ではあるけれど、どさくさに紛れてこんなことできるっけ、普通。


「――トカレフ。口径7.62mm、銃身長115mm。4条右回り、7.62mm×25mmトカレフ弾、装弾数は8発。輸入先は恐らくロシアかな。……それが君たち二人が持っている拳銃さ」


え、すご。仲間……ってわけじゃなさそうだし……見ただけで判断したのかなー?天才か。いやでもやっぱりおかしいって。金髪に後で調べてもらおうかな。私は胸ポケットにさしたペンに触れた。――その瞬間、咲ちゃんが目を鋭くしたのを、私は知る由もなかった。


「お前……日本人だったのか!」
「そう、私は純日本人さ。私が英語を喋っただけで、君たちが勝手に私が外人だと決めつけたんだろう?私はアメリカ暮らしが長くてね、ついついとっさの時には英語が出てしまうんだよ。それよりも携帯だったよね。はい」


うわ、すごすぎだよこの子。そう思想にふけってた瞬間――あっ、やべ。ジョディさんの足に犯人引っかかったよ。


「oh!!!!!!sorry」


とペラペラ喋ってる。
へー。やるじゃん。度胸あるね。


「It is exciting!!!!」


オイオイ。この先生やべーよ。Are you OK?のレベルだよ。


◇◇◇


バッコーーーーーン。
それを見た瞬間。何かのリミッターが取れてしまった。


「てめー。ガキ殴ってんじゃねぇよ。大人気なぇな」


犯人のクソ野郎が私の愛する死神を殴りやがった。
いいか。別にその矢島って野郎を塀の外に出すのはかまわねぇんだ。
だけどな、子供を殴ってんじゃねぇよ!!!!


「やめんかぁぁぁぁぁぁぁぁ」


留め方が雑い?女じゃない?
女なんか求めてねーよ。


「七瀬さんも少年も席につけ。君たち犯人に目、付けられるよ?まあ、私はそれでも構わないけど。……楽しいから」
「ねえ今楽しいからって言った!?言ったよね!?」
「何のことかな?」


あくまでもとぼける咲ちゃんに私は頬を若干膨らませる。子供っぽい?気にすんな。

◇→←◇



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綺藤(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます!!そう言っていただけると幸いですヽ(*´∀`)ノこれからもよろしくお願いいたします(*^^*) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 860dd52b69 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 夢主ちゃんのキャラ好きです!更新頑張ってください。 (2018年8月9日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月9日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
綺藤(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます! そう言っていただいて嬉しいです! これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします(*^^*) (2017年11月24日 22時) (レス) id: 860dd52b69 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます!夢主ちゃんめちゃくちゃカッコいいですね(^^)うらやましいです(´・ω・`) (2017年11月24日 0時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺藤 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年11月12日 20時

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