◇ ページ17
「……よろしく」
は、話しかけられました!!!!
隊長!進歩です。……隊長って誰や。
「君が真尋君かね」
イエッサー。ワタシハ真尋。
「この前は皆が世話になったそうじゃの。お世話になりました。ワシは阿笠博士じゃ。みんなからハカセと呼ばれている」
よ、よろしくっす。わし、真尋です。
……何この死神と愉快な仲間たち、的なノリ。
「……少年、この人は?あとお姉さん、ここバスの中だから」
すると、死神コナンの後ろに座っていた金髪美女が声をかけてきた。うわぁぁぁぁぁぁ、美人だぁぁぁぁぁぁ!!
「ほら、僕たちこの前イージス艦乗りに行ったでしょ?その時に知り合った自衛隊オタクの七瀬真尋さんだよ」
「えーと、ご紹介に預かりました七瀬真尋です!!」
私がそうテヘッと挨拶すると、険しい表情をした後、何か考えるような仕草を見せ、私の方を見た。
「……七瀬真尋さん、か。噂で何度か耳にした名前だね。私は安室。安室咲だよ」
「ねえ噂って何!?」
そんな素敵な笑顔で告げられても。お姉さん困っちゃうなー。
まあ、よっしゃー!みんなでスキー!ジンギスカン!
◇◇◇
「あの人でしょ。イージス艦の時の人って」
灰原が俺に耳打ちして来た。
当の本人は少年探偵団のやつらと子供のようにはしゃいでいる。
「不安か?」
あからさまに不安そうな顔をする彼女に聞いてみた。
確かに彼女は謎だった。
カリフォルニア大学の国際関係学科のテロ対策学部を卒業し、マサチューセッツ工科大学院を卒業している。かなり優秀。
でもイマイチ掴めないというか、謎というか。
灰原にとっては不安要素が多いらしい。
女の勘かもしれないが、よく当たるかもしれないし。
その時黒服を着た男が乗ってきた。
反射的に黒ずくめの男かと思う。
「違うわ……わかるのよ匂いで。組織にいたものだけが発するあのイヤな匂い。それを言え彼女は何も発していないから。組織の人間ではないのよね」
と、余裕そうに笑っていた顔が急に強張る。
「く、工藤君……席を替わって私を隠して……お願い!!」
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綺藤(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます!!そう言っていただけると幸いですヽ(*´∀`)ノこれからもよろしくお願いいたします(*^^*) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 860dd52b69 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 夢主ちゃんのキャラ好きです!更新頑張ってください。 (2018年8月9日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月9日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
綺藤(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます! そう言っていただいて嬉しいです! これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします(*^^*) (2017年11月24日 22時) (レス) id: 860dd52b69 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます!夢主ちゃんめちゃくちゃカッコいいですね(^^)うらやましいです(´・ω・`) (2017年11月24日 0時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
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