25話 ページ26
A｢どうかしましたか？｣
滝口｢あ、いやなんでもないわ
先生他のところはないのでしょうか｣
担任はその一言でまた資料を漁り、また1冊引き出す。
しかしさっきと似たような系統の学校であり、こっちの方が部活動がなかったりと勉強一筋って感じだった。
A｢.......あの、今2つ進めてもらいましたが、この2つに全く魅力を感じません。
何故ここを進めようと思ったんですか？｣
担任｢それはさっき言った通り、まずその先の進学に不自由がないからよ。
小林さんの学力的にも見合っていて、きっともっと上へ上へと学んでいけると思うわ。｣
Aはそうですかと呟く。
しかしここには行く気がないとはっきり断ろうとした時、今まで黙っていた滝口が口を開く。
滝口｢先程から色々とお伺いしておりましたが、先生はこの子の魅力は何だと思っておりますか？｣
担任は予期せぬ質問に少し動揺したが、クラスどころか学年でもトップクラスのAの学力を褒めるように言葉にする。
滝口｢私は学力よりもこの子の運動能力の方が伸ばすべきところだと思っています。
特にこの子はご存知の通り、サッカーで日本代表に選ばれました。｣
担任は黙って滝口の話を聞く。
滝口｢先程から進めてきているところは偏差値の高い進学校。
しかもこの高校の事、ちゃんと調べましたか？｣
その一言に担任はどもりながらもちろんと回答する。
滝口｢それでしたらここの中退率、そして学校の雰囲気もご存知ですよね？｣
A｢.......この高校ご存知なんですか？｣
滝口の情報によるとあまりの授業スピードに追いつけない者が多発。
その結果いい成績を残せず中退する者が相次いでいるそうだ。
その残ったメンバーだけで進学率も計算されているので100%に近い数字を叩き出しているという。
滝口｢さらに学校特有の生徒同士の和気あいあいとした交流は全くないというのも知っています。
あと、ここは将来の夢が固まっている人が受験するのが一般的だと思います。
高校生活を送りながら将来を模索するような子が進学するようなところでは無い認識です。｣
滝口の言葉で完全に消沈する担任。
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名前(プロフ) - ごめんなさいm(_ _)mこの小説の続き「イナズマイレブンGO」の小説になるのかな〜と書きました。勘違いをしてしまってごめんなさいm(_ _)mこれからもずっと応援しています!? (2020年10月6日 21時) (
レス) id: 38a2014fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 名前さん» 続編を作るにしても何もこのあとのストーリーを考えていないので、ちょっとした想像力を分けていただけますと嬉しいです笑 長くなり申し訳ありませんが、あとがきに記載致しました外部サイトのアンケートで感想等をいただけますと大変嬉しです。ありがとうございました (2020年10月6日 18時) (レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 名前さん» コメントありがとうございます！！現時点では続編はございません。一応イナGOに続けられるような設定に致しましたが、現時点では続編の制作の目処は立っておりませんが、周りの反響次第という感じです。 (2020年10月6日 18時) (レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
名前(プロフ) - あともう一つあるのですがこの小説の続きは、あるのでしょうか？こんな事しか書けなくてごめんなさいm(_ _)mこれからもずっと応援しています!!!! (2020年10月6日 17時) (レス) id: 38a2014fa3 (このIDを非表示/違反報告)
名前(プロフ) - はじめまして。この小説を読んでいたらすごく面白くて、ドキドキしながら読んでいました!!私は、まだ読み始めたばかりの者ですがとても素敵な小説だと感じました!!!これからも体に気をつけて頑張って下さい!!!! (2020年10月6日 17時) (レス) id: 38a2014fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://forms.gle/fwrszuHBYYcS2GSD7
作成日時：2020年9月7日 16時
