難易度10 ページ10
なんとかフローチャート完成しました…！↓
ヤンデレ達に閉じ込められた!
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何とか色々ありながらも無事お茶会に辿り着いた。
「わあ…きれい…。」
そこは屋外のバラが咲き誇る庭園だった。
赤色だけでなく、青色、黄色、色とりどりのバラがある。
「あら！あのお方、A・ラーリエ様じゃありませんの！？」
「来てくださったのね〜！」
「う、うふふ。ご機嫌よう、皆様方。」
私は社交界が苦手だ。媚へつらうかのような表情、自分を包み隠す言動…全てが苦手だ。
なぜか私は裏でよくない噂が流れているらしい。前世もそうだったが、根も葉もない噂には困ったものである。
さっき私を取り囲んでいた令嬢達にやんわりと別れを言い、端っこのピンクのバラが咲いた所に立つ。
「あ、あの」
「ﾇｯ!?………はい！」
「…バラ、お好きなんですか？」
随分熱心に見ていらしたから…と付け加えるご令嬢。
「……まあ、バラが好き、というよりは綺麗なものが好き、ですわね。」
「あ〜！ふふ、その気持ち分かります！」
意気投合した私達は、いつのまにか打ち解け、お友達になっていた。彼女の名前はﾓﾌﾞ1。貴族と平民を平等にさせるのが夢なので、苗字は名乗らないのだと言う。
まあでも私は今日婚約者のために来たと言っても過言ではないので、とりあえず会場をぐるっと見渡す。
グルッペン・フューラー……アイツね。
前世で私をこっぴどく振り…そしてサリンとイチャイチャチャチャチャのチャしてた…忘れもしないわ、あの仕打ちは。
「グルッペン・フューラー様、お初にお目にかかります、Aと申しますわ。」
「……おお、お前がAか、よろしく頼む。」
「それで、早速１つよろしいでしょうか。」
「………なんだ？」
…………私と、婚約破棄してくださいません？
_______は？
ラッキーヤンデレ
カニバリズム型
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作者名：動くかもしれない点P | 作成日時：2023年8月31日 22時
