好感度6 ページ6
「…あの、それでA様、授業の話なんですが…」
「はい…少々雑談が過ぎましたわね、すみませんでしたわ」
「いえいえ、それで授業ですが、トラゾーは主に体術の方を、俺は武器の扱い方を教えることになります。」
「1週間おきに担当が変わります。今週はクロノアさんですね。」
じゃあ早速始めるかあ、ということでクロノアとの「お勉強」が始まった。
体術という基礎がなくて大丈夫か、と思われたがなんせ前世が剣技を極めし者(笑)だったので、意外と行ける。
「てりゃ!そいやっさ!おりゃーー!!」
「(そいやっさ…?)おお!A様すごいですよ!!」
初めてには思えない!と大絶賛された。そりゃ初めてじゃないからね、仕方ない。
「…ふう。ありがとうございますわ!」
媚を売るために鍛えた満面の笑みで精一杯返す。
なんか2人とも固まったけど大丈夫?私
「………じゃあ今日の勉強はこれで終わりにしましょうか!」
何故かぎこちない笑みのクロノアの発言により、授業は終わった。
▽イベントが終了しました。お疲れ様でした
*セーブしています…電源を切らないでください…
☆今回のイベントでの攻略対象好感度
・ぺいんと ♡60→60
・しにがみ ♡55→55
・クロノア ♡35→75
・トラゾー ♡40→70
▽おめでとうございます!今回のイベントで
クロノア トラゾー の2人が恋愛感情に突入しました!
▽引き続き乙女ゲーライフをお楽しみください!
え…?な、なにこれ…好感度の表示もそうだけど、こんなの前世には無かった。イベント?セーブ?乙女ゲー?
なにそれ?
それに、恋愛感情…?あの2人が?
急に意識してしまって顔に熱が集まるのが分かる。
きっと私だから照れていても美少女なのだろうが…
照れているのが恥ずかしく尚更熱が集まる。
そんなところを誰かにみられていることも知らずに私はそそくさと部屋に向かった。
「………。」
ラッキーヤンデレ
カニバリズム型
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作者名:動くかもしれない点P | 作成日時:2023年8月31日 22時