難易度4 ページ4
そうして6歳になったある時。
まあ生徒会という敵に媚を売るなら味方にも売ったろ！
と思いいい感じに家庭環境を築いていたのだが、
そんな父親から重大な話があるらしい。
ということで父の書斎に連れてこられた。
「A、お前に言わなければいけない事がある。」
「な、なんですか？お父様。」
「実は……メイドと執事が増えた。」
「………？」
いやメイドと執事が増えただけで私を呼んだの？
お父様、私そんなに暇じゃないです。
嘘ですめっちゃ暇ですどうしよう
「……冗談だ。本当は…お前に先生がつくことになった。」
「先生…ですか？」
「ああ。お前も屋敷で本を読んでいるだけでは退屈そうだと思ってな。」
その後、その[センセイ]とやらの説明を聞いた。
先生は2人いて両方男で、体の動かし方などを教えてくれるらしい。
あと、メイドと執事が増えたのは本当らしい。
何やら先生達と4人共々孤児院から引き取ってきたのだとか。
今度会ったら挨拶してみよう。名前も顔も知らないけど。
そして話をされたその翌日、珍しく朝早く起きて寝巻きから着替えずにお屋敷の中を散歩している時。
よそ見をしていた私は誰かとぶつかってしまった。
「わっ、ご、ごめんなさいっ」
「い、いえ、私もごめんなさい…」
何やらぶつかってしまったのはメイドの様だった。
前世仕えてもらっていたしにがみというメイドと激似の同い年くらいの子供だった。
もしかしてこの子…かつてのしにがみ？
「あなた…しにがみ？」
「はっはい！左様でございます！ぼ…私がしにがみです！」
ぼ？何を言いかけたんだろう…まあとりあえずこの子はしにがみであることは分かった。とりあえず挨拶をするために目を合わせる。
▽しにがみ ♡45
！？なにかが…見える…。
「えっと…しにがみ、さっきはぶつかってごめんなさい。その…良ければ、年が近そうだし私とお友達になってくれないかしら…？」
若干グイグイ行きすぎた気がする…大丈夫かな…。
「もちろんです！これからよろしくお願いします！」
▽しにがみ ♡55(+10)
…なるほどね。これは好感度と。
まあでも初めて今世でお友達ができたから嬉しいな…。
結局眠かったのでしにがみと別れた後二度寝した。
ラッキーヤンデレ
カニバリズム型
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作者名：動くかもしれない点P | 作成日時：2023年8月31日 22時
