高難易度鬼畜ヤンデレ乙女ゲー【d!】【ntjo組】 (ページ3)

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それは私が2歳になった時のことだった。

そういえば、私自分の姿見たことなくないか？

もう十分に歩ける歳なので、まだおぼつかない足取りで
鏡の前に行ってみる。

……うん？これは…

前世の私と全く一緒じゃない？

いや、まあお屋敷の内装が前世と似てるところで察してはいましたけれども！！

ということは私はまたあの処刑台で首を…

そんなの嫌だ！！！

ただ具体的にどうする？
そもそも、私の首が飛んだ理由は私でもよく分かっていない。

あるお嬢様お坊ちゃま学園に入って、勉強で散々な目にあって、でも剣技は得意で…。

そのせいで何やら変な噂が立ったようで、周りから突き放されて…

そこにサリンっていう生徒会に気に入られてる少女を虐げているっていう噂があって…ブチギレた生徒会一同が私の話をろくに聞かず、

「火のないところに煙は立たんで。」

と冷たい目で言われなんやかんやで首と胴体が別れを告げた。

今思い返すと生徒会酷くないか？普通問い詰めたりとかするもんじゃないの？？

やっぱりあのサリンとやらがいるせいで…私はあんな冷たい監獄に入れられたのか。

……でもそうでもない気がする。決められていたような…そんな終わり方。

まあとにかくサリンって子は生徒会に好かれてたからあんな感じだったのか。

じゃあもし私があの子の代わりに好かれていたら？

命が約束される上、ずっと悠々自適に暮らせそうである。

じゃあつまり私が生徒会に好かれればいいのか！！

よし、媚を売ろう。

そう決心した。