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難易度20 ページ20

「あ、そうだAさん…」



「…なに?ショッピ…。」




ショッピの纏う雰囲気が一風変わり、緊迫した空気が私にも伝わってくるようだ。













「俺、殺す気でいくっすからね」





ひえっこれはもう本当に殺されるかもしれん…

目がガチ!目がガチだもん!!
 



ちょっと前のサリン事件(難易度15参照)から死に対して信用が無くなってきている気がする。





「う、ふふ…お手柔らかにね」




口角を無理やり上げ、笑い声のようなものを出す。
いわゆる愛想笑いである(苦笑いともいう)。


そんな私の様子をショッピは凝視した後、ふいっと視線を現在進行中の試合によこした。






そんなこんなで時が経ち、ついに私たちペアの番がやってきた。



武器はゴム製ナイフ。実物は流石に死ぬ。
相手の首にナイフを当てるか、相手が降参する、または相手の膝が地面につくなどすれば勝ち。




「それでは…よ〜い………ドンッ!…って言ったら始めるんだぞ〜」




おいこら。ちょっとフライングしかけたよ今!!





「よ〜い………ドンッ!」





スタートの合図で、すぐさま間合いを取るため足を踏み込み後ろに飛ぶ。



ナイフは近接武器だから間合いを詰めないとなかなか攻撃は難しい。私はスピード特化だから避けなら心配いらない……はず!





思惑通りショッピは間合いを詰めるため足を踏み込ませてくる。だが、思ったより足が速い。なおかつ足が長い。






これは避けまくってても男女の体格差で圧倒的に負かされる…!!




もともと私のスタミナは鍛えてる人達の中では平均程度…
どうしようか。







相手は痺れを切らしたのか、遠距離武器としてナイフを投げてくる。反応速度はいいので、咄嗟に避けてナイフをキャッチ。











ちょっとまって…これ実物だ!まともに当たってたら死んでたよ!!






「お〜ナイスキャッチ〜それじゃ一回戦闘中止で、相手に武器を返せよ〜」



武器の有無は圧倒的な戦力差になりうるからな〜と加えられた。相も変わらず間延びした声で緊張が切れてしまう。








「ねえショッピ…あなたこれ実物じゃ無い!当たってたら死んでたわよ!」


「………」




武器を渡す際に小声で話しかけたが、相手は話す気0。









……私、死亡フラグ立ってる?





ーーーーーー



復帰!!(復帰とは言ってない)




更新遅れて申し訳ない。


変わらず亀更新だと思いますが今後ともこの作品をよろしくお願いします!

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ラッキーヤンデレ

カニバリズム型


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作者名:動くかもしれない点P | 作成日時:2023年8月31日 22時

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