難易度15 ページ15
校舎裏に来いというラブレター(？)をもらったので、早速向かってみる。
だが、そこには誰もいなかった。
▽セーブしています…電源を切らないでください…
そう、そこにはなにもなかった。
ただ急な背後の殺意に反応するのが一瞬遅れてしまって、腹に深々と鋭いナニカが刺さる。
「ぃ"っ…ぅ"……ぁ」
「背中を刺すつもりだったのになんで反応しちゃうの！？何？やっぱり貴女私を貶めるつもりだったんでしょう！？」
だれ？
ちがう。おとしめようとなんて…
あなたは…サリン……？
なんで…？
「あぁ"ッ！ムカつく！ムカつくムカつくムカつく！！！何で貴女なんかが私より注目されてるのよッ！！皆からの称賛を浴びるのは私だけでいいのっっっ！！！！」
ああ…あつい……いや、さむい……？
いしきが______
▽ロード中…しばらくお待ちください…
はっ！
殺気を察知した私は瞬時に避ける。
なぜ私は戻って…？
「貴女ムカつくのよ！！！今のだって！絶対当たると…」
これ以上刺されたら困るので、正当防衛として首に手刀を入れた。
ふう…
どうして私は刺される前に戻っている？刺される前のせーぶ？とやらに関係があるのか？
悶々と考えてみるが、答えは見つからない。
考え込むのは性に合わないため、近くにいた先生にサリンさんが寝てましたと報告し、寮へ向かうことにした。
「あ！Aさん、奇遇ですね！」
にこにこと笑っているぐるぐるに遭遇した。
せっかくだから寮まで一緒に行こうとなり、
今隣を歩いている。
「ああ、そういえば、ぐるぐるめがねさん…私、愛想笑いは疲れて嫌いだから、程々にしてもらってもいいかしら？取り繕ってるのも疲れると思うのだけれど…」
「ああ…全部バレてるんやな。あと俺はぐるぐるめがねじゃなくてチーノですよ！改めてよろしくお願いしますね、Aサン。」
明らかに態度が変わったチーノ？を引いた目で見ながら、それぞれ寮の部屋を確認する。
「あー、俺305やわ。」
「え、私も305よ」
「「………。」」
「「えええええええええええええッッ！！！」」
「私と？あなたが？同じ？部屋？？？」
「あ、ちょい待ち…ショッピ、お前どこやった？」
「……305。」
…………。
私達は顔を見合わせた。
チーノ♡5→30(+25)
ショッピ♡0→25(+25)
ーー
200hit！！！
ラッキーヤンデレ
カニバリズム型
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作者名：動くかもしれない点P | 作成日時：2023年8月31日 22時
