高難易度鬼畜ヤンデレ乙女ゲー【d!】【ntjo組】 (ページ12)

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難易度12 ページ12

こうして16歳の誕生日を迎えた少し後、とある一大…いや、一大どころじゃない特大イベントがきた。

そう、学園への入学である。

思えばこの数年間いろいろなことがあった。お屋敷からなかなか出られなかったり、私がとんでもないおバカさんなことが発覚したり…

お父様が亡くなられたり。

もともとお母様は不慮の事故で私が1歳の頃亡くなられた。だがお父様は不慮ではない。計画的犯行と思われる箇所が多々あるのだ。

毒殺、というやつで、お父様はきっと…

お父様が亡くなられて、お父様の権利だったものは私に移り変わった。一人娘だったからね。つまり私は
ローリエ？いや、ルーリエ？なんだったっけ…(自分の苗字です)

とにかくいろいろあったのである。

まあそんなことを思っているうちに船がついたようだ。

そう、ここ我々学園は絶海の孤島というやつ。わりと行きに時間かかるから辛かった。

ちなみに、仲良くしてた４人は私が謎の無言の圧を受けたため、なぜか一緒に来ている。一応従者なのに。

「おー！！！！すげー！！でっけーー！！！」

「ぺいんと、声が大きいですわ…」

船乗った後によくそんな大声出せるね。私もうすごい吐きそう…。

正面玄関たるところに、クラス分けの紙が貼ってあるが人だかりがすごくて見られない。

全員が全員高身長だと思うなよこのやろーー

と思っていると後ろから声がかかった。

「あっちょっとあなた、大丈夫ですか？」

振り向いて見てみる。天パのぐるぐるめがね……

……誰？

「…ああ、大丈夫、ではないですわね……。

あらそうだわ、貴方、クラス表を見てきて頂けないかしら」

私の名前はAよ。と付け加えて言ってみる。まあこのぐるぐるめがねは高身長だからきっと見てきてくれるでしょう。きっとね。

予想通りぐるぐるめがねはりょ、と言って見に行ってくれ、

「俺とおんなじ、1-cでしたよ！」

と意気揚々に話してくれた。

ぐるぐるめがねにはきちんとお礼を言い、自分のクラスに行こうとする。………が、

私が方向音痴なのを忘れていた。ここはどこだろう。

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お久しぶりです…更新遅くなってごめんなさい、学校の行事でいろいろ忙しくて…

というかいつのまにかお気に入り登録してくださった方がいらっしゃったんですね！ありがとうございます！！

今後ともこの小説をよろしくお願いします。