Autumn wind 16. ページ43
そういえば…
やぶ、まだ学校にいるんじゃないかな??
今日は木曜日だからまだサッカーしてるはず。
グラウンド行ってみようかな。
あ!やぶみっけ。
ちゃんとサッカーやってんじゃん。笑
ひ「やb…!」
あっ。薮の隣に女の子がいる…。
なんとなく、、声を出すのをやめた。
あの様子からするとやぶの彼女…かな…。
初めて見た。かわいいじゃん。
あ!
薮に飲み物渡してる…
しかもやぶの汗まで、拭いてあげてるじゃん、
なんでだよ。
その位置は俺じゃダメだったのかな…?
男同士はいや??
やぶもやぶだ。
あんなに嬉しそうな顔して。
俺の好きなふにゃり笑顔で、デレデレじゃないか。
なんか、あほらしく感じてきた。
俺の行動も、やぶへの恋心も、、、。
「もう、帰ろ。」
深いため息をついた時、
俺の髪をさっとすり抜けた秋風は、
やぶから俺を引き離すように吹いていった。
もしかしたら
やぶは秋風と同時に俺の方を見たかもしれない。
そんな淡い期待を抱きながら歩く道は
いつもより長く感じた。
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*・macaron*・(プロフ) - leemさん» いつも読んで下さりありがとうございます。そんなこと言っていただけるなんて光栄です!期待に応えられるよう頑張ります! (2018年8月1日 8時) (レス) id: 6cf9233535 (このIDを非表示/違反報告)
leem(プロフ) - はじめまして!この作品が大好きです。これからも更新楽しみにしています!ヒカルくんがんばれー!笑 (2018年7月30日 23時) (レス) id: 32338d134e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*・macaron*・ | 作成日時:2018年7月3日 17時