丗漆 ページ40
「時透さんはすごいですね」
「……」
あ？無視ですか？
あっ、そうですよね！モブが急に話しかけてくんなって感じですよね！
「僕自己紹介したっけ？」
「へ…？」
そ、そういえばしてねぇ！！！
いや！やましいことは何一つないから
焦る必要とかないけど！！
ひぇええ！！
「し、しのぶさんが柱の名前を教えてくれたんです！！
容姿とかと一緒に！！」
「そうなんだ、じゃあ僕の下の名前分かるよね？」
「へ？は、はい」
ねぇ……首傾げてるしぐさってこんなにも可愛かったっけ？
破壊力が抜群なんですけど？時透君んん！！！
君ってやつぁ！！！つくづく心臓に負担をかける天才じゃねぇか！！
最高に好きだわ！！
「呼んでよ」
「……へ？」
ご、ごめんね？私情緒不安定だからさ？
遂に幻聴が聞こえてしまうという恐ろしい能力に目覚めてしまったよ？
「下の名前知ってるんでしょ？呼んでよ」
「げ、幻聴だぁああ！！(あはは…冗談ですよね？)」
駄目だ…口が言うこと聞いてくれなくなってるわ
オワタ。完全にモブはここで死す。
エンドロール全部私の名前が入るやつ。
「幻聴じゃないけど？呼べないの？」
「私のような下級の剣士が柱である時透君を軽々しく下では呼べません」
「え？じゃあ、あの人はいいの？えーっと…ほら…」
「しのぶさんですね！！そうでしたね！！ハイ呼びます！！
む、むむ無一郎君！！」
ハハッ☆
もう羞恥心なんて何処かに捨てたのさ☆
そう夜空の星になったんだよ☆
なんかもうよく分かんないや☆
「……無一郎」
「はい！む、無一郎君！！」
「むが一個多い」
「そこは勘弁してください！！」
しのぶさんはさ？もうしのぶさんというジャンルだからさ？
しのぶさんはしのぶさんなわけでね？
私の中で時透君は時透君というジャンルで形成されてしまっているから、
下の名前呼ぶのに躊躇するんだぜ？
まず、モブが下の名前を呼ぶこと自体烏滸がましいんだけどさ！！
しのぶさんはナチュラル(物凄い威圧のある笑顔)だったから
もう仕方がないよ！！
逆らえるわけがない！
「じゃあ、場所を変えようか
鬼も全部倒せたし」
「え？いつの間に…？」
「日中はそんなに出てこないんだよ
そんなのも知らないの？」
「知ってます、すいません」
なんだろう…もう時透君とどう接するのが正しいのか全く分からないよ。
おじいちゃぁああん！！助けてぇえええ！！
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おはぎ(プロフ) - 金平糖さん» ご指摘ありがとうございます！確かにそうですね！この時まだ一人一人の呼び方を知らない時だったので、直してないままでした！ (2021年9月20日 4時) (
レス) id: 04160e4038 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖 - 誤字（なのかな...？）なのですが、宇髄さんはしのぶさんのことを「しのぶ」ではなく「胡蝶」と呼びますよ。 (2021年9月19日 23時) (レス) id: f3f7dadf62 (このIDを非表示/違反報告)
ての(プロフ) - ソラさん» わぁあ！！ありがとうございます！！直させていただきます！！ (2019年10月13日 22時) (レス) id: e8c7b6d7fa (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - 突然すみません、誤字なのですが宇随ではなく宇髄だと思います！ (2019年10月13日 16時) (レス) id: f7413989db (このIDを非表示/違反報告)
ての(プロフ) - 犬井さん» 伝わってますよ！！今後もいろいろネタ考えてるので楽しみにしてください！！ (2019年9月28日 18時) (レス) id: e8c7b6d7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはぎ | 作者ホームページ：http://tenorishu
作成日時：2019年8月23日 20時
