ただのモブでいたいんです…。参【鬼滅の刃】

佰 ページ19

「着いたぞ」

「え。はやっ」


驚きの速さに私は驚きが隠せないよ？

ついでに宇髄さんに担がれて幸せMAXオリッ○スだよ？

アァァ‼半日ぶりのアオイちゃんだあぁあ‼


「音柱様と…A⁉
なんで担がれて？まさか任務で何かあったんですか？」

「ううん何にもむぐっ‼」


手がああ‼宇髄さんの手がああ‼

死んだ。ええ？いい匂いするぅう。お香の匂い…

嫁が焚いた香ですか？最高に好きな匂いですね。ええ


「今Aは喋るな…今すぐ胡蝶に診せる」

「は、はい！」


喋るの禁止令が出されたんだが？

私なんか気に触るようなこと宇髄さんにしたっけ？

まさか嫁について考えてたことがバレたのか⁉

そ、そんなはずは……！だって私の心の中で押し留められているはず？

ハッ！あとでバレたのか⁉

なら何故蝶屋敷の診察室に？

この脳ごと治そうってか⁉

……残念だが、もう手遅れだぜ？

そんなことを考えているうちに、診察室につき扉をバァンと開く宇髄。

もうちょい丁寧に優しく開けてあげて？

扉が可哀想じゃん？


「胡蝶！派手に大変だ！Aが血鬼術にかかっちまった！」

「それはそれは…柱を同行させないからそんなことになるんですよ」

「……」


こ、これはもしや仕掛けられた罠だったのか⁉
　
私にわざと1人の任務をさせて

1人は怖いから柱の人と一緒じゃないと嫌と思わせようとした罠……。

んなわけ無いよね！流石にね！


「鬼は今回1人で倒せてしまって計画は失敗しましたが、血鬼術にかかってくれたのは好都合です」

「それも面白い血鬼術になぁ？」


……それ本人の前で言う？

悪い顔になってまっせ？御二方？お二方アァァ⁉

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