強制的に ページ2
まぁ、いいや。
あることにしとこう。
もう考えることを放棄して微笑している轟焦凍に対し、Aは真顔になった。
「そうだネ」
「じゃあ、付き合おう」
「いや、だからそれはちが「付き合おう」…」
私に有無の選択肢はないようで、YESかはいしかないようだ。
「ハイ。付き合いまショウ」
こうして轟焦凍とAは付き合うことになった。
フラグ回収が早すぎである。
＿＿＿＿＿翌日
「行ってきまーす」
玄関の扉を開ければ、
何故か目の前にいるのは、昨日強制的に恋人となった轟焦凍がいた。
「よお」
声をかけられて、思わず扉を閉めてしまうA。
ん〜…幻覚かな。私はまだ寝ぼけているのだろう。
そう思い、再度扉を開けば
「おい。どうした？」
やはりいる。確実にいる。
否定できない。そこには轟焦凍が確実に存在している。
はぁ…とため息をついて、少し冷めたように轟焦凍に声をかける。
「何でいるの？」
「おはよう」
「あ、おはよう」
Aの言葉を無視して、普通に挨拶をしてくる轟にAも反射的に反応してしまう。
ハッとして当初の質問をもう一度繰り返す。
「そうじゃなくて！！何でいるの！？」
「昨日住所聞いただろ。調べて来た。」
いや、聞かれたが、怖すぎる。
調べても別にいいが、うちに来るのは違うだろう。
「いつから…」
「1時間くらい前か？」
6時にはこの場所で待ち構えていたというのか。
狂っているなコイツと心の中で思いながら引き攣った笑顔を見せるA。
そして、そう思うことに少し罪悪感が生まれた。
「……ごめん」
「彼女を迎えに行くのは当然だ」
当然のように私を恋人として認識しているのだろうな。
ただの気まぐれだろうと、Aは抵抗の姿勢を見せずに2人歩いて、雄英高校に登校するのだった。
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ての(プロフ) - 午後のミル貝さん» そう思って頂けたのならとても嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。 (2019年3月9日 0時) (
レス) id: 04160e4038 (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - コメント失礼します。ヤンデレの轟君と主人公の絡みがとても面白いです！ヤンデレというのに少し抵抗があったのですが、読んでいたらいつのまにか最新話まで読んでいました笑これからも更新頑張ってください！ (2019年2月23日 13時) (レス) id: 981d5eb66a (このIDを非表示/違反報告)
ての(プロフ) - 月華姫さん» 有難いお言葉ありがとうございます！ (2018年10月15日 22時) (レス) id: e8c7b6d7fa (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - お久しぶりです♪ての様のペースで、此れからも頑張ってください！！体調管理には、お気をつけて(^_^;)ではまたっ (2018年10月12日 6時) (レス) id: 95552be7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ての(プロフ) - 月華姫さん» 更新が出来ない日々が続いてすみません。これからもよろしくお願いします！ (2018年10月9日 14時) (レス) id: e8c7b6d7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ての | 作者ホームページ：http://tenorishu
作成日時：2018年1月30日 19時
