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２７話 ページ29
二宮 和也 side
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家に走って帰った。大野さんがまた居なくなるのが怖くて……
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ガチャッ………
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二宮「大野さんっ！」
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大野「んー？どしたの？」
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良かった………
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いつの間にか大野さんを抱き締めていた。
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大野「ニノ…どうしたの？痛いよ……」
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二宮「オレ…大野さんがまた居なくなるのが…たまらなく怖いんです…」
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本当はこんなんじゃなくて花火大会に誘うつもりだったのに…
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でも…もうオレの気持ちが抑えきれなくて……
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オレ薄々分かってるんです………
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大野さんはまた居なくなってしまう。
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そんな事思いたくないけど…
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それが怖くて怖くてたまらなくて……
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二宮「大野さん……」
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一番……大切な人……
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革ベルト
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作者名：相宮結乃 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/ninotan-arashick0617/
作成日時：2011年4月10日 0時
