完結 ページ50
晴天の中、白ひげ海賊団の船は
白や桃色を基調とした花と
真っ白な布で飾り付けられている
豪華絢爛な料理を船上へ運ぶ者や
背の高いケーキを飾り付けているコック
それをつまみ食いしようとする者
その行為を止める者で様々だ
船の周りには白ひげ海賊団の
傘下たちの船が集まっており
各々の船長と船員がモビー号に乗り
祝いの品や酒を持って乗船する
赤髪のシャンクスの船もあり
彼は大きな酒樽を持って
もう酔っぱらった様子で
モビー号に乗船していた
白ひげ海賊団一番隊隊長は
他の隊長たちや白ひげに
着飾られているところだった
「これもつけとけ、マルコ」
「わっ親父・・・!
こりゃ随分上等なバンダナじゃねぇか」
「グララララ!
てめぇにやるよ、もう俺は使わねぇ」
「・・・ありがとうよぃ」
「お前が結婚とはなマルコォ!
奥さんは幸せ者だなぁ」
「お前は何で来たんだよぃ」
「仲いいだろ俺たち」
「良くねぇ」
「まぁまぁ・・・
お、マルコ後ろ見ろよ」
彼がシャンクスに言われて
後ろを振り向くと
そこにはナースたちに囲まれた
花嫁姿のAがいた
愛おしい人の花嫁姿に
思わず、マルコは見惚れてしまう
「じゃじゃ〜ん!」
傘下の船長でもあるベイが
嬉しそうにAの手を繋ぎながら
転ばないように配慮をして
マルコの前に連れて行った
「・・・マ、マルコさん
か、かっこいいです・・!」
いつもよりも装飾が多く
海賊の船長らしい恰好をした彼に
ぽーっと見惚れていた
マルコもまた同じように
Aを引き立てている
胸元の散りばめられた小さな花や
いつもはつけていない林檎のように
真っ赤な口紅に見惚れていた
「Aも、綺麗だよぃ・・」
「あっはっは!!やだもう
可愛いわね二人とも!
さ、並んで並んで!!」
ベイに促されて
二人とも白ひげの目の前に立たされる
そして白ひげが大きな盃をかざして
大きな声で言い放つ
「てめぇら!!
互いに一生愛すと誓うかァ!?」
彼らは口を揃えて
迷いない口調で強く言った
『誓います』
―――――――――――――
ここまでご愛読してくださった
読者の皆様、ありがとうございました!!
最後の方は更新も中々続かず
もどかしく感じた方には、申し訳ないです・・!
彼らの物語を幸せに終えることができて
私自身は満足しております、良かったね二人とも!!
この作品には関係がないのですが
最後に一つお願い事させてください。
原作のマルコが笑って
あの島に帰れますように!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
弱音ハクはオレの嫁(プロフ) - 大団円のラストに感動しました！最高の作品を生み出して下さりありがとうございます！！ (2021年3月21日 5時) (
レス) id: ccc8b6f347 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく面白いです！続きが凄く気になります。続きを楽しみにしています((o(´▽｀)o))ﾜｸﾜｸ (2020年4月3日 16時) (レス) id: 4b272e00cb (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥好き - お話面白いかったです！続き待ってます！(*´∀｀) (2020年2月9日 7時) (レス) id: c77edd7d0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ロモォコ | 作成日時：2019年12月11日 22時
