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「あのよ」
四番隊隊長が深刻そうな面持ちで
手を挙げて、全員の注目を集めた
「どうしたよぃ、サッチ」
「大変なことに気づいちまったんだ」
あまりに真剣な眼差しだったので
全員が緊張感をもって
生唾を飲み込み、彼の発言を見守った
「今のAは、身体は女だけど
中身は男だろ?」
「さっきからそう言ってるじゃないですか」
「それってよぉ、つまり・・・
お前、
女風呂に入れるってことだろ!?」←
ふざけんなや
俺が怒る前に、不死鳥とナース長が
立ち上がってサッチの元へ向かう
「うわごめんなさいやめて死んじゃう」←
彼らは容赦なく四番隊隊長に
向かって、キックとビンタを食らわした
撃沈した四番隊隊長は
その場で机に突っ伏して気絶した
ざまみろ!!←
「お風呂の問題は
あたし達は気にしてはいないわ
安心していいのよ」
「は、はぁ・・・」
「あ、男に戻ったらちゃんと
男風呂に入るのよ?
まぁ、一緒に入りたいってんなら
歓迎するわよ」
ナース長が不敵な笑みで
そう言ってきたので
結構動揺してしまった
「わわわわわかってますよ!」
「ウフフ」
議題を一度、元に戻して
白ひげの決断により
俺が元の姿に戻り次第、
海軍へ返し、俺が小型の電伝虫で
こいつらにAさんの居場所を伝える
それが期間内にできなければ
この海賊団は、海軍と
全面戦争をおこしに来る
そんなこと、させるか、絶対に
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
海軍本部では、Aが行方不明となって
大騒ぎに陥っていた
特に、異世界人の集団は相当な慌てっぷりだ
「クソ・・・!!
革命軍の奴らめ、余計なことを!!」
「っは、戦力不足でボロ負けした奴らが
何を言うか・・・」
ロブ・ルッチが異世界人のリーダーに
向かってそう言うと
彼はギロリ、とロブ・ルッチを睨む
元帥が痺れを切らして
その二人を黙らせると
咳払いをして話を始める
「まず、Aのビブルカードは無事だ
死んではいない」
「連絡が繋がらないのは
革命軍に、電伝虫を壊されたんじゃろう
今頃、どっかに隠れて
そのうちひょっこり出てくるわい!」
「ガープさん・・・・
あいつを野放しにして、厄介なことに
巻き込まれてたりしたら
四皇より厄介ですよ・・」
「そん時はそん時じゃ!わっはっはっは!」
「・・・・Aは
二年間、しっかりと鍛えましたけぇ
・・・抑制できると思っちょります」
心配ではあるが
師として、彼のことは
信じようと思った
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2019年8月15日 10時
