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海賊たちの襲撃に備えて
俺たち海軍はマリンフォードで
全軍待機していた
リーダーの予知によると
そろそろ海の底から来るはずだ
白ひげの船とその傘下、麦わらの船
そして、次にルーキーたちの船
麦わらたちを慕う船たち
どこかでクロコダイルさんも来るから
気をつけろって言われたな・・・
んで、最後に革命軍が来るわけだ
「なんで白ひげ海賊団も来るんだろ?」
一人、最前線に立っている俺は呟いた
あの海賊団だけ、何も奪っていない
というか、まだ奪っちゃいけない船だ
俺の力がまだ未熟だから
まだ、時期ではないとリーダーに言われた
「白ひげ海賊団は怖いけど
その他はたぶん大丈夫」
その時だった
ドォン、と地響きが聞こえた
瞬時に、立ち上がって
周りを見渡した
耳につけている無線機で
リーダーと通信をとる
『もうすぐ来る、備えろ
出現場所は変わらず、海の底だ』
「了解」
さぁ、集中しよう
邪魔する奴らを殲滅する、それだけだ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
海の底から湾内の海面へ浮かび上がった
瞬時にコーティングしたシャボン玉が割れて
親父が、点滴もつけずに
船頭で、薙刀をもって仁王立ちをする
そして、地響きにも似た声色で
「海軍!!!!!
俺の娘を返してもらうぞ!!!!!
行くぞ息子たち!!!!!」
「「「うおおおおおおおおお!!!!!」」」」
船から各々飛び降りて
わぁぁ、とマリンフォードに乗り込んでいった
海軍はなぜか阻止せず
俺たちは簡単に湾内にある
麦わらたちも、順調に侵入できた
空から、全体的に敵の配置や
味方の進行状況を見て
瞬時に親父のところへ行き伝えた
「海軍に動きはないよぃ、親父」
「・・・・妙だな・・
警戒していくぞ、マルコ」
「了解!!」
もう一度空へ飛びあがり
全体の指揮をしようとすると
俺たちの進行方向に
一人の男が立っていた
「・・・・!!!」
俺はすぐさま味方が進行してる先頭の
部分に降り立って、止まれ、と制した
「マルコ隊長!あいつは・・・!!」
「あー!!あの仮面のやつ!!
この野郎!!ブルックたちの悪魔の実を
返せえぇぇぇぇぇ!!!」
「待て!!麦わら!!!!」
麦わらは無鉄砲に敵に飛び込んだ
俺が止める前に、さすが兄ともいえる
エースがルフィの首根っこを掴んで止めた
「ルフィ、落ち着け
・・・・マルコ、あいつ・・」
「あぁ・・・Aだよぃ・・・・」
仮面の男は、仮面をとって
会釈をした
「初めまして、
早速ですが、お引き取り願えますか?」
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2019年8月15日 10時
