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今日の分の悪魔の実をリーダーに渡した
リーダーとは
異世界人の集団のリーダーのことで
未来を予測したり、目で見たものを記憶できる
上司と俺が呼んでる人は
その集団の幹部にあたる人であり
その人は文字を自由に操ることができる
「いい成果だな、よくやった」
「えへへ、これが俺の仕事ですから」
リーダーが満足げに
悪魔の実を保管庫にしまった
彼は振り返ってから
俺に真剣な面持ちで話した
「もう海軍に報告したから
サカズキかルッチから
聞いてると思うが・・・」
「えぇ、知ってますよ
・・俺が悪魔の実を奪った奴らが
海軍に押し寄せて来るんでしょう?」
「・・・・・あぁ
海軍は、今は七武海が廃止されて
戦力がないこともわかるな?」
「はい、だから俺が最前線に立って
力の差を海賊どもに見せつける」
「その通りだ
期待してるぞ、A
・・・お前こそ、海軍の英雄だ」
「へへ、そんなに褒めないでくださいよ!」
明日の俺の役回りは
海軍のみんなが死なないように
最前線に立って、戦うこと
よし、覚えた、大丈夫、できる
リーダーに挨拶をしてから
その部屋を去った
そうだ、ついでにサカズキさんに
明日のこと話してこようかな
サカズキさんの部屋の扉をノックして
返事が返ってきたので、部屋に入った
部屋の中にはおつるさんとセンゴクさん
クザンさん、ボルサリーノさん
ガープさんに、ルッチさんまでいた
「皆さんお揃いで!!
丁度良かった、明日のことで
ちょっと相談があって・・・」
「勉強熱心じゃなぁ!Aは!!」
わっはっはっは、とガープさんに
笑われて、へへ、と少し照れた
「・・・無理をする必要はないんだよ」
すると、おつるさんが
心配そうにこちらを見つめた
あれ、俺信用されてないのかな
「無理なんてしてませんよ!
だって、それが俺の役目ですから
それに、明日の戦争に勝てば
みんな、俺のことをもっと
必要としてくれますし!」
俺がそう言うと、おつるさんは
そうかぃ、と言いながら
まるで怒ってるかのように部屋を出て行った
あれ、おかしいな・・・
そっか、まだ俺の戦闘経験が浅いから
おつるさんは俺を信用してないのか
そう納得して、それ以上は気にしなくなった
「・・・・A
二人で話さんか・・」
「全然いいですよ!」
「じゃあ、あっしらは外に出てるよォ〜」
ボルサリーノさんがそう言うと
みんな目を伏せたまま部屋から出て行った
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2019年8月15日 10時
