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気候は安定、海も穏やかで
私たち麦わら海賊団は、船の上で穏やかに
過ごしていた
サンジくんに入れてもらった紅茶を飲みながら
ニュースクーから買った新聞を見て
ふっとため息をこぼした
「悪魔の実の能力者狩りは
続いてるみたい・・・」
「物騒な話がまだあるのか・・」
「なんでも噂じゃ
歴史の果てに消された異世界人が
甦って、裏を引いてるらしいけど」
「異世界人?誰なんだ?ロビン」
チョッパーが薬を調合しながら
ロビンにそう聞いた
「幻と言われる種族よ
古くからおとぎ話に登場することが多いわ」
「または、この世界の連中とかち合って
追放された種族ともいえるな・・・
そうだよね?ロビンちゃん」
サンジくんが目をハートにして聞くと
ロビンは笑って返した
「ふふ、えぇそうよ」
「何年か前に、大騒ぎになったじゃない?
覚えてる?チョッパー」
「・・・!
海軍が公表してたやつか・・・!」
「そうよ
その情報の真偽はいまだ分からないけど」
「ふぅん・・・・
とりあえず、俺たちは気を付けないとな!」
そう言ったチョッパーにウソップが
横からツッコミをいれた
「いや、お前は大丈夫だと思うぞ!」
「なんだとー!?」
チョッパーが怒って
ウソップを追いかける
私たちはそれを微笑ましく見ていた
＿＿＿＿幸せ?＿＿＿
「えぇ、勿論・・・!!?」
「ナミさん!!」
サンジくんが危機一髪で
私を助けてくれた
それをきっかけに、その場は
戦闘の場に変わってしまった
「大丈夫、殺しません
ちょっと悪魔を返してもらうだけ」
「貴方が、噂の能力者狩りね・・!」
「えぇ、そうですよ
おや、貴方は持ってますね、悪魔
それのおかげで、辛いことがあったでしょう
それを俺に返してくれるだけでいいんです
さぁ、楽になりましょう」
仮面をつけた青年から
黒い手が無数に出てきて
ロビンに向かっていく
「ロビン!!」
「ロビンちゃん!」
「く・・・!」
ロビンが襲われそうなとき
チョッパーとウソップが庇った
ほっと胸をなでおろす
「これでもくらえ!」
ウソップが敵に向かって
何かを放つと、それは敵の足元に転がって
敵の足元から大きな植物が生えて
その敵である青年を囲んだ
「へへん!大したことねぇな!」
その植物が動く気配はない
でも、これで本当に終わりなの?
私の心配は的中してしまった
植物の中から、黒い影が出てきて
ウソップは投げ飛ばされて
チョッパーが捕まってしまった
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2019年8月15日 10時
