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シャルリア様と二人で話して
結論が出た
一つは、俺は一度海軍へ戻り
旅の手配をしてから、海軍から逃げる
その時に、白ひげ海賊団から頼まれた
人探しも忘れずに行う
二つは、俺が海軍に言ってる間
シャルリア様は人質として白ひげ海賊団に
保護してもらうこと
「この海賊団なら、大丈夫ですよ」
「えぇ、私もそう思うわ・・・
下品だけど、いい人たちね」
彼女は目を腫らして言った
あぁ、温かい濡れたタオルを
後でもらって来ようと心に留めておく
「それを言うと
彼らは怒りますよ」
「ふふ、どうしてよ
褒めてるだけじゃない」
彼女がやっと笑いをこぼした
それにほっとして、彼女をまた
抱き寄せてしまった
「ちょ、ちょっと!!」
「あああごごご、ごめんなさいい!!」
ぱっと手を放して
彼女と距離を置いた
瞬間、扉の向こう側に気配を感じる
何かと思って、扉を開けると
わぁぁ、と大人数が雪崩れ込んできた
「・・・何してんすか・・」
「あ、いや、これは・・・
ナース長が・・・」
「あらやだ、おほほほ・・・
・・・逃げるわよ!!」
「あぁー!!ナース長はえぇぇぇ!!?」
俺はだんだんと逃げていく海賊に
ポキポキ、と指を鳴らして
「逃がしませんよ」
その場にいた数人を捕まえて
宇宙とは何か、なぜ地球ができたのか
眠くなるような話題を永遠に聞かせた←
＿＿＿＿＿＿＿＿
「はっはっは!!
またしでかしたのかナース長は!」
夜ご飯を食堂で頂いているときに
四番隊隊長にそのことを話した
不死鳥はやれやれ、と呆れている
「まぁ趣味みたいなもんだよ
マルコもやられたもんな?」
「ありゃ病気だ、一生治らねぇ」
二人がそんなことを言うと
遠くから医療用のナイフが二本
二人をめがけて飛んできた
「聞こえてるわよ!
そこのフランスパンと鳥!!」
「・・・また腕上げたな・・」
「・・・よぃ」
ひやりと冷や汗を流す二人に
豪快に笑ってしまった
するともう一本、ナイフが
今度は自分に向かって飛んできた
「うるさいわよ、この玉無し!」←
「なななななな!!?
なんてこと言うんですかああああ!!?」
あんたらの近くに
シャルリア様がいるんだぞ!!
と、心の中で叫んだ
すると、ナースたちが参戦し始めた
「そーよそーよ」
「肌綺麗すぎなのよ!」
「なんであんた女じゃないのよー!」
「もうその件は済んだでしょうが!」
「早く私たちの妹を
連れて帰ってよねーもー」
わかってらぁ!!もう!!!!
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2019年8月15日 10時
