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410 やっと、（11/11更新） ページ10
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「確認してみる？」
「う、うん、」
ほっ、
良かった、これでこの状況から逃れられる
そう思ったのは間違いだった
「ほら、」
そのままの体勢で何の躊躇もなくぺろんと捲ったTシャツ
その下のお腹は、寝転んでるからなのか
ぺったんこで、なんなら薄っすらと腹筋のスジが入ってる
「わ、ホント、だ、」
思わず感心しちゃって手を伸ばしてしまった
それが、罠だとも気づかずに・・・
そしたら、その手を掴まれて引き寄せられると
抱き締められたまま体勢が入れ替わる
両手を床について見下ろされて
濡れた琥珀に身動きが取れなくなると
ゆっくりと細められた琥珀
傾いて近づいてくる顔に自然と目を閉じた
重なった唇は柔らかくて
くちゅ、っと音を立てて入り込んでくる薄い舌に
全てを任せた
411 オトナの時間（2020.12.5）→←409 小悪魔（11/10更新）
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作者名：617 | 作成日時：2019年10月28日 13時
