恋愛小説のルール～第一歩編～ (ページ23)

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華に誘われて飲みに出た

待ち合わせた店に行くと
そこには、華と華の彼氏

え？なに？
「デートなら私、帰るけど、」そう言ったのに

「いや、デートじゃないんだ、」
って、華の彼氏

「私が押しかけたの。
だって、ここんところ、忙しい忙しいって
全然会ってくれないから、」

あー、
この前の痴話喧嘩の続き？
じゃあ、尚更帰りたいわって

そう思ってたら

突然、開いたドア

「え？」「え？！」
「二宮さん？！」

「？はい、」

「いつもの芸人仲間と飲むんじゃなかったの？」
って、私よりも華の方が驚いてて

「俺そんなこと言った？」

「、言ってないかも、」

「なに？今日は大人数だね、」なんて
気後れすることもなく

どっこいしょ、って腰を下ろす二宮さん

なんか気まずい

そう思うのは
私が二宮さんからのメッセージをシカトしているからだ