705 治療（3/21更新） ページ36
・
ゆっくりと滑らす掌
あなたの柔らかい身体を目を閉じて堪能してると
聞こえる少し荒くなった息づかいに
自分のそれも荒くなりそうなのを冷静に保つと
「うぅ〜ん、やっぱり、」
「、なに？」
「脈も速いし息づかいも荒い、これは・・・」
「、これは？」
「オレのことが好き過ぎる、な、」
そう言ったオレと視線が絡まり合う
もう十分過ぎるほどに
オレに身体中を撫でさすられて蕩けてしまってるあなた
絡まった視線を唇に落とすと
抗う事をやめたあなたがゆっくりと目を閉じる
くちゅ、
水音を立てて絡まり合う舌と舌
はぁ、
息が上がるあなた
ふふ、
「おかしいな、悪化してるんじゃない？」
耳元に小さく囁くと
こくん、と頷いて
「、治して、
吐息混じりに小さく落とされた爆弾がオレの中で弾けた
706 治らないビョーキ（3/23更新）→←704 お医者さんごっこ（3/17更新）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まひまひ(プロフ) - なるちゃん:いつも、ありがとうございます！ (2018年1月31日 12時) (
レス) id: 7b462f31eb (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - わーい！ 今年も楽しみにしています！ (2018年1月31日 7時) (レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：617 | 作成日時：2017年12月23日 21時
