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663 どっち？ ページ33
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「で？葉山センセはどうだったのよ？」
「、え・・・？」
あ、ん、んん、
少し離した唇の隙間から
聞いたくせに返事をしようとする唇をまた塞いだ
だって
葉山先生のあんなことやこんなことを思い出してると思ったら妬けちゃうでしょー？
だから、
そんな葉山先生なんて思い出せないくらいに
オレで満たしてやろうと思って、さ、
ね？
いい考えでしょ？
だけど
Aは、頑としてこっちを向かないから
それならそれで向かせてやりましょー
って
顎に手を添えると
ビクッと肩が揺れた
ふふ、
もう、こうなるとこっちのもんよ
「ね？葉山せんせ、は
どうしてた？」
耳元に唇を寄せると
わざと吐息が掛かるように囁いた
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作者名：617 | 作成日時：2017年10月14日 7時
